どうも鳥井(@hirofumi21)です。
先日、オトバンクさんから「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」という本のオーディオブックのデータをいただきました。
参照:「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」(著者:ハイラム・W・スミス/著、黄木信/翻訳、ジェームス・スキナー/翻訳)のオーディオブック情報 – FeBe(フィービー)
この本に書かれていた一節で以下のようなくだりがとても印象的でした。
「本を読むことが大事なことだと理解していても、私達がそれを後回しにしてしまうのはなぜだろう?それは、本は電話と違い、私を優先してくれ!とベルがついていないからだ」と。
前後の文脈を含め、これを読んでみて(聴いてみて)確かにそうだなぁと。
電話だけではなく、僕らのような若い世代であれば、LINEやFacebookメッセンジャーも含まれると思うのですが、本からいちいち通知が来ればきっと読むんですよ、ぼくたちは一番やかましいものを優先してしまう時代に生きていますからね。
つまり、対人関係がそこに存在して、その人を裏切らないようにしよう、期待にこたえようとすれば、自然と優先度は上がってくるわけです。
「社会人もなにか一つゼミに入る時代。」
少し話は変わりますが、先日参加した「若手編集者たちが語る“編集者2.0”」のイベントで「社会人も何かひとつぐらいゼミに入る時代になる。」的なことをSynapseの稲着さんが言ってました。上記の話はこの話にも繋がる話だなぁと。
参照:今週参加した東京のリアルイベント4つ。 | 隠居系男子
学生時代、確かにいくら時間を持て余していたと言っても、当時は当時なりに忙しかったにも関わらず、やっぱり毎週のゼミに参加するために、課題図書となっている小難しい判例を呼んだり、分厚い基本書を通読していったわけです。
だからこそ、社会人になっても課題図書を決めてそれについて、みんなであーだこーだと議論する機会を定期的に作ってしまえば、きっと本も読むようになるのだろうなぁと。
例えばこのブログ発信だったら、メディア論や編集ライティングなどに関する本、新しいローカルのあり方や、ライフスタイルに関する本など、興味関心事が近いメンバーで集まって、課題図書を決めて勉強会ができたら、本も定期的に読むようになるだろうし、なによりも純粋に楽しそうだなと思います。
仕事とプライベートの丁度中間ぐらいのテンションで。
ただ、勉強会ってほど堅苦しいものにするのではなく、かと言って居酒屋にいって完全にオフの状態でだらけてしまうのではなく、同じジャンルに興味関心がある人同士で集まって、いいオフィスみたいなコワーキングスペースを使って、ビールでも飲みながら、仕事とプライベートの丁度中間ぐらいのテンションでやれたらすごくいい雰囲気になるのではないのかなと。
最近では、SNSやITツールを駆使して、ソーシャルリーディングっていう方法もありますが、今やりたいのはどう考えても実際にリアルの場で集まって顔つき合わせて語り合う方です。
これは感覚値でしかないのですが、「新しい生業のヒント」っていうのは、そんな機会をつくれば必ず見つかるはずだと思うんですよね。
ビジネスチャンスとかそんな仰々しいものではないにしても、リアルの空間を共有して雑談ベースで話していくことによって、新しい発見って自然と見つかったりするものなんです。
最後に
さらに、その勉強会でICレコーダーを置いておき、後日編集してウェブ記事として公開してもいいと思いますし、そのままPodcast配信してしまってもいいかもしれません。
そうすれば、徐々に徐々に同じような興味関心事がある人たちも集まってきて、コミュニティへと発展していく可能性もあるかもしれない。
その勉強会の延長線上が、合宿になっていってもいいかもしれません。
参照:これからは「飲みにいこう」じゃなくて「合宿にいこう」って誘いたくなる体験でした。 | 隠居系男子
せっかく東京にいるのだから、この狭い土地にそういった興味関心事が近い人々、感度が高い人達が集まっているメリットを最大限享受していきたいなと。
ということで、近々「読書勉強会(※ビール付き)」でも始めようかなぁって思ってます。
もしご興味がある方がいれば、またこのブログで告知しようと思うので、定期的に読みに来てもらえると嬉しいです。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!
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