どうも鳥井です。
「灯台もと暮らし」のインターン生・小山内さんによる【ぼくらの学び】シリーズ「ぼくらの就活」が昨夜から始まりました。
今日から始まった新連載『ぼくらの就活』です。第1回はインターン先の社長、鳥井弘文さんにお話を伺いました!【ぼくらの就活#1】鳥井弘文に聞く!「だから僕は中国へ行ったんです」|wasei|note(ノート) https://t.co/LglG9zY4iw
— 小山内 彩希 (@mk__1008) 2017年2月15日
というわけで、鬼のようにいつも人から聞かれる「中国に行った理由」について初めてちゃんと語りました。もとくらインターン小山内さん( @mk__1008 )の「本当に今それが聞きたい!」という姿勢に負けて、ブログにはもちろん、社員や家族にも話したことないこと、赤裸々に語りました。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年2月15日
手前みそですが、第1回目は僕が話をさせてもらいました。
近日中に後編も公開予定なんですが、このインタビューの中では語り忘れてしまい、僕が大学生の方に伝えたいことを今日は少しだけ書いてみようかなと。
どれだけ知識をため込んでも、意味はない。
それは、「どれだけ知識をため込んでも意味はない」ということです。
もちろん、ある程度の業界の基礎知識は必要。
ただ、基礎知識で十分だと思います。それ以上を、大学生には全く期待していません。
重箱の隅をつつくような知識まで溜め込もうとしても、仕方ないんです。
そんなことをしてしまうと、逆に知識量でマウントとるような頭でっかちの人間になってしまうだけ。一般的に「意識高い系」と言われる方向へまっしぐら。
参照:意識高い系の文章とは何か、気付きの過程を晒す意義について | 隠居系男子
大事なのは、ニュースの読み解き方。
それよりも、大事なのはニュースの読み解き方だと思います。
視点の置き方を訓練することの方が重要です。「自分の頭で考える」という意味も、まさにこのことなんだろうなと。
適切な視点を設定し、様々な角度からその事象(ニュース)をしっかりと自分の中で読み解けるかどうか。
この読み解き方がわからないうちは、事実を伝えるだけのニュースをいくら自分の中に溜め込んでみても、意味はありません。砂漠に水を撒くようなものです。
オススメは、ラジオ番組『Session-22』
そこで、僕がおすすめしたいのは、このブログでも何度かご紹介したことがあるラジオ番組『Session-22』。
参照:Podcast番組『荻上チキ Session-22』の時事ネタの切り方が、わかりやすくて面白い! | 隠居系男子
「就活生は日経新聞を読め!」と言われがちですが、僕はこの助言には少し懐疑的…。
もちろん、新聞(及びニュースサイト)には、価値がある情報がたくさん載っています。がしかし、それは自分で読み解ける人の場合に価値がある、という意味です。
これまで、人生の中でほとんど経済ニュースに触れてこなかったのに、日経新聞電子版などを購読して、眠い目をこすりながら、意味もわからずただニュースの字面を追ってもあまり効果は見込めません。
それだったら、まずは聞き流すレベルでも良いから、『Session-22』を聴いて「ニュースの読み解き方」から勉強したほうがいい。
荻上チキさんを中心とした『Session-22』チームが、このニュースをどう紐解こうとしているのか、その思考過程を必死で研究しながら勉強してみることをオススメします。
最後に
他にも、基礎体力をつけるという意味では、池上彰さんのオーディオブック版『〜よくわからないまま社会人になってしまった人へ』シリーズもオススメです。
参照:池上彰著『〜よくわからないまま社会人になってしまった人へ』オーディオブック版のススメ! | 隠居系男子
ラジオもオーディオブックも良いところは、無理をしなくてもいいところ。
精神論や根性論が苦手な人は、ぜひこういうラクな方法から試してみてください。
さて、冒頭で紹介した「ぼくらの就活」の後編も近日中に公開される予定です。
合わせて読んでみてもらえると嬉しいです。(「もとくら深夜枠」を購読してもらえれば、更新される度にメールで通知が飛びます)
それでは今日はこのへんで!
ではではー!