昨日、こんな連続ツイートをしてみました。
お仕事頼む時に、ただのライターさんだったら、最低でもフォロワー3,000人以上いないと厳しいなあって思うけど、何かしら専門性のある「◯◯ライター」だったら、フォロワー1,000人ぐらいでも、十分お仕事頼みたいって思う。しかもそれがニッチなジャンルであればあるほど、頼みやすくなる。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年3月29日
肩書きはライターじゃないけど、この記事に出てくる宮崎さんはそれがとても上手い。「苺」と「マサイ族」なら、絶対に宮崎さんに頼もうって思うもんなあ。:人類最強の視力「マサイ族」も、スマホの普及で視力が下がっているのだろうか https://t.co/jUuVBN9qxN
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年3月29日
今からカツセさんや朽木さんみたいになろうとするのは、相当ハードルが高いと思うけど、専門性のあるライターさんだったら、まだまだ十分可能性はあると思う。むしろ、そこを目指して、ある程度各媒体で露出してから、自分が他にも書いてみたいと思うジャンルにドンドン手を出していけばいいと思う。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年3月29日
「何でも書きます!」が一番中途半端で頼みにくい。
うちの会社では外部のライターさんに発注する機会も多いのですが、「何でも書きます!」と言うライターさんほど、中途半端で頼みにくいのが正直なところ…。
「決して万能ではないですが、このジャンルだったら、私に任せてください!誰にも負けない自信があります!」と言ってくれたほうが、よっぽど頼りになりになります。
例えば、北海道函館市出身で「IN&OUT -ハコダテとヒト-」というウェブメディアを運営している、阿部光平さんという方がいます。
いま僕が「函館」に関する記事を外部のライターさんに発注するとしたら、絶対に彼に頼むと思います。
「函館」に関して、他のライターさんよりも圧倒的に詳しいですし、ウェブの文脈もしっかりと理解されているからです。
実際「SPOT」というウェブメディアで、下記の記事を外部ライターとして寄稿しており、この記事も見事にバズっていました。
旅行サイト『SPOT』で、函館の観光レポートを書きました!王道の観光地をおさえつつ、ローカルスポットも交えた記事になっております!地元の人も、旅行者の人も函館が気になっている方は全員読んでください!#函館 #函館観光 https://t.co/NTPOqUpYgu pic.twitter.com/7TXeHGRuyT
— 阿部光平 (@Fu_HEY) 2016年12月20日
ニッチなジャンルだけでは、食っていけない?
「そうは言っても、ニッチなジャンルだと仕事量が多くないから、それだけでは食っていけないじゃないか!」と思う方もいるかもしれません。
それはその通りです。
ニッチなジャンルのライター業だけでは食っていけません。
ニッチになればなるほど、ライター業だけの毎月の収入を全て賄うことは難しいでしょう。
ただ、最近「複業(パラレルキャリア)」という言葉が流行っているように、ウェブ記事のライティングだけで、10万円ぐらい稼ぐことは十分に可能となってきています。
まずは、その段階を目指してみること。
その上で、ライティングという仕事に手応えを感じたのであれば、そこで初めて職人ライターや、読モライターを目指してみるべきだと思うのです。
フォロワー数は、拡散力のために求めているわけじゃない。
あと、Twitterでいただいたコメントの中に、「フォロワー数が基準なのは、拡散力が求められているということなんだろうなあ」というコメントがありましたが、それは少し違います。
正直1,000人だろうと3,000人だろうと、拡散力にはそれほど大差はありません。
それよりも、マーケット感覚の問題です。
「読み手が求めているものは何なのか、それを判断する能力がある人なのかどうか」それを判断するための基準が、このフォロワー数だということです。
ジャンルレスで多岐にわたる記事を書いているにも関わらず、3,000人ぐらいのフォロワーさんを集められていないと少々厳しい…。
一方で、ニッチなジャンルであれば、それが1,000人ぐらいでも十分だということです。
専門ライターになるためのテンプレは確実に存在する。
ということで、今日の記事を読んでみて、まずは専門ライターから目指してみようかなと思ってくれた方は、ぜひ下記のnote有料記事を参考にしてみてください。
きっと何かしら役立つことが書いてあると思います。
「じゃあどうやって専門性のあるライターさんになればいいの?」って話になると思うんだけど、それはこの有料記事内に書きました。:ネット上で注目される専門家になるためのテンプレは確実に存在する。 https://t.co/ECXdT19mHL
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年3月29日