前例がなくても、本気でやりたいと思うなら、自分たちでやってみるしかありません。
何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら、本当にそれを形できた時は、この上ない喜びとなるでしょう。
そして、その喜びが「次のやりたい!」も、また実現できるという希望につながっていく。
あれができたんだから、これもできるにちがいない。というように。
その成功体験の繰り返しが、人やチームを一番成長させるのだと最近強く実感しています。
どうして、この人たちは自信を持てるのだろう?
うまくいっているチーム(地域)の事例を間近でみながら、不思議に思うことがありました。
「どうしてこの人たちは、こんなふうに自信を持てているのだろう?」と。
客観的にみると、そんなに好条件が揃っているわけではありません。
手札のカードは、決して優秀ではないのです。
それでも彼らは、とても自信満々にみえます。
よくよく話を聞いてみると、やっぱり上述したような「自分たちならできる!」っていう成功体験の積み重ねが背景にあることが多いんですよね。
しかもそれは、「えっ、そんなこと?」って思うこともしばしば…。
ダイレクトに夢や目標に、繋がっている必要はないのです。
「自分たちには、あれも実現できた!」という成功体験こそが一番重要な要素なのでしょう。
成功する人は、毎日この作業の繰り返し。
もちろん、この成功体験の繰り返しは、尽きることのない欲望の連鎖にハマっていく危険性もあります。
どこかのタイミングで頭打ちをする時期も必ずやってくるでしょう。
だからこそ、ところどころで、現状を肯定する力も必要になってきます。
でも、なんてことはない。今思い出してみれば、結果を出す人や成功する人って、この繰り返しの中で生きているだけなんですよね。
小さなタスクに細分化して、まずは目の前のことだけに集中する。
遠くに目を向けて絶望することなんてせず、丁寧にひとつひとつ楽しみながら潰していく。
そんな作業を繰り返しているだけ。
才能でも、努力でもない。本当にただそれだけです。
さて、腹落ちしたところで、今日も淡々とこなしていきましょう。