ピーマンとハンバーグの話。

子供の大好物といえばハンバーグ。

そして、苦手な食べ物と言えばピーマンです。

でも苦手だからという理由だけで、食卓に出されたピーマンを食べないことはよくない。

「ピーマンは身体に良いから食べたほうがいいんだよ。」「一生懸命作ってくれた農家さんがいるんだよ。」と諭せば、賢い子供はピーマンだけをお皿の横にさけることはやめて、ちゃんと食べるようになります。

好物がハンバーグであることは変わらない。

でも、ピーマンを食べられるようになることと、ピーマンが子供の好物に変わることは全く別の話。

ピーマンを食べれるようになっても、その子供の好物がハンバーグであることは変わりません。

にも関わらず、最近はピーマンを無理やり相手の好物にさせようとする傾向が強すぎると思うのです。

試行錯誤を繰り返し、一緒に食べてもらえる状況をつくりだすこと。

「ピーマンを食べられる子供が、いい子!」と言って、教育ママが子供に無理やりピーマンを食べさせようとすれば、そりゃあ子供だって反発します。

まずは、料理の仕方で工夫してみたり、苦味のない本当に美味しいと感じられるピーマンを食べてみてもらいながら、試行錯誤を繰り返す中で自然と相手に苦手意識を克服してもらうことが、この場合のセオリーではないでしょうか。

徐々に徐々に好物のハンバーグとピーマンを一緒に食べてもらえる状況をつくりだすことが大切です。

そして何よりも、無理やり相手の好物にさせようと強要しないこと。

そんなことが大切だよなあと考える、今日このごろです。

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