先日たむけんさんのツイートを読んで、こんなツイートをしてみました。
海外のどこかが先端的な産業で日本を凌駕しているらしいと20代の若者が気づいたのだとしたら、それは圧倒的チャンスでしかない。単騎で突撃して居着いて学んで、学んだこと日本のマーケットに突っ込めば高確率で当たる。”おっさん”に呼びかけている場合ではない。
— たむけん (@tamuken) 2017年12月2日
このたむけんさんの話はとても同意。少し話は違うけど、自分も「個人の時代」を本気で信じることができるようになったのは、この記事に書いたウェイボーの状況を20代前半のときに中国で実際に目の当たりにしたから。:反日デモ最大級のあの日、僕は北京日本大使館の前にいた https://t.co/AlaxbpDYJH
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年12月2日
20代前半の直感って、人生を歩む上で圧倒的に正しいことが多いから、自分が気になる国やコトは実際に自分で訪れて体験し、そこで出会ってしまったどうしようもなく衝撃的だったことに全力投球すれば、高確率で当たるはず。上の世代のありがたい言葉に耳を傾けるのは、その後からでもまったく問題ない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年12月2日
このあたりの記事に書いた内容に似ている話だと思います。
大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、もっとそれを発信したほうがいいよというお話。 https://t.co/4pxcctQzvf
なぜ若者は海外を旅したほうが良いのか。 https://t.co/88A41UFdRg
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年12月2日
一歩踏み出す勇気を持つための、ゆるやかなつながり。
そうは言っても、その一歩を踏み出すのが怖いのも事実です。
僕もそうでした。
大学の同期がみんな大企業や大学院に進む中、1人だけ就職先や進路を決めずに中国へ渡航することはとても怖かったし、ものすごく孤独でした。
でもきっと、そのときに一番助けになったのが当時のTwitterというコミュニティだったように思います。(2010年ごろ)
年代関係なく価値観の近い者同士がゆるやかにつながって、何をするわけでもないけれど互いに見守りあっている感じ。
あのゆるやかな繋がりが当時存在しなかったら、僕はリアル社会のプレッシャーに押しつぶされて、絶対に中国へ行ってみるなんてチャレンジはできなかったでしょう。
「SUSONO」というあたらしいコミュニティがそんな場所になればいい。
ただ、今のTwitterは実社会それ以上に殺伐としていて、なかなかそんな雰囲気でもないのが実情です…。
何か意識の高いことを発言したら、すぐに批判的なコメントが飛んでくる。
だからこそ、SUSONOというあたらしいコミュニティがそんな場所になればいいなあって。
この前のSUSONOのローンチイベントで、大学生の方々ともたくさん交流できて、いろいろなお話を聞かせてもらったんですが、僕が大学4年生のときに悩んでいたことと全く一緒で驚きました。
今そんな20代前半の方たちが、松浦さんのこのコラム連載を読めばきっと励まされるはずだろうし、佐々木さんが仰っていた「若い人と分け隔てなく交流したい」という言葉にも励まされたと思います。
参照:旅のはじまり│ユニクロ LifeWear Story 100 責任監修 松浦弥太郎
何を隠そう僕自身も、誰もこのブログを読んでいなかった頃、佐々木俊尚さんがTwitterで拾ってくれたことをきっかけに「ブログを続けよう!」と決心した者のひとり。
あのときに佐々木さんがこのブログを拾ってくれていなかったら、間違いなく今の僕はいなかったと思います。
最後に
コミュニティメンバーの方々を含めて、何か直接的に支援をしてくれるわけではないかもしれません。
でもきっとそんな若い世代が挑戦する姿をみて笑顔で「いってらっしゃい」と声を掛けてくれるはず。
そして、その道中の活動をそっと見守ってくれる人が必ずいるはずです。
当時の僕がTwitterに救われたときと同じような感覚で、「SUSONO」というコミュニティがそんな空間になっていったらものすごく嬉しいです。
自分の中の思い出といろいろと繋がる瞬間だったので、今日少しだけ書き残してみました。
いつもこのブログを読んでくれている若い世代のみなさんにとって、何かしらの参考になれば幸いです。