先日、こんなツイートをしてみました。
従来の求人って、自分(会社)のことを助けてくれる人を探そうとする行為だったけど、それが根本的な間違いだったんじゃないのかなと。そうじゃなくて、自分(会社)が一緒に頑張りたい、助けたいと思える人を探すことのほうが今は大切なんじゃないのかなと思います。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年1月20日
だから、社員を雇うのではなく、社員に投資する。その優待みたいな感覚で、ときどき働いてもらう。それぐらいの関係性のほうが正しい在り方のような気がしています。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年1月20日
常に結果を求められる関係性と、結果を超越した関係性。客観的に同じように人に恵まれているように見えても、どちらの関係性が多いかでその人の幸福度はまるで違う。これからフリーランスの人たちが増えていく中で、結果を出さなくても居てもいいんだと思える居場所をしっかりと提供できる企業は強い。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年1月20日
得ることから求めるから、得られない。
どうしても僕らは、自分が得る方法ばかりを優先して求めてしまいがち。
でも、最近よく思うのです。
得る方法から求めるから、得られないのだと。
今一番大切なことは、与え方のほう。
以前、このブログにも書きましたが「雇用主と従業員の関係」でも「店主とお客様の関係」でも、ベクトルが完全に逆になってきているのが、今なんですよね。
お客さんの時ほど作り手を喜ばせたい。ローカルにある、東京の未来。 | 隠居系男子
経営者にとっていちばん大切なのは、顧客ではなく社員である。 | 隠居系男子
最後に
さて、最近、滋賀県の方々と一緒にお仕事をする機会が多いのですが、その時に彼らの口から頻繁に出てくるのが「近江商人」というキーワード。
都市と地域のキーマンがつながると何が生まれる?「CREATORS CAMP」のはじまり──滋賀県長浜市×東京都台東区【前編】 | 灯台もと暮らし
具体的には「三方良し」という考え方です。(「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」)
彼らの思考プロセスを聞いていると、常に「まず相手のメリットから先に考える」のです。
そして世間、現代で言うコミュニティやローカルへの貢献(メリット)を同時に考えるんです。不思議ですよねえ。
これこそ、元祖日本の与え方流儀だなあと。
なんだかここに大きなヒントがあるような気がしています。
もう少し自身の考えを深めつつ、何か新たな気付きを得られたらまたこのブログに書いてみたいと思います。
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