共感を呼ぶカギは、そこに人間ドラマがあるかどうか。

今朝、三浦さんのnoteを読んで、こんなことをツイートしてみました。


「共感を集められない会社には、ひとが集まらなくなる。」

先日のイケウチオーガニックさんのイベントで、鎌倉投信の新井さんと『金融排除』の著者である橋本さんが口を揃えて、「いくら仕事(お金)があっても、共感を集められない会社にはひとがあつまらなくなって、立ち行かなくなる。」と仰っていて、それがずっと印象に残っていたんです。

参照:これからのリレーションシップ・バンキングの可能性。 | 隠居系男子

では、共感を集めるためにはどうすればいいのか?

その一つの答えは「社会課題を解決していること」だと新井さんは仰っていました。

本当にそのとおりだと僕も思います。

ただ、そうなるとすべての企業がNPO的な方向へと収束してしまう…。

僕自身も、人生をかけて解決したいと思える社会課題が見つかっているわけではないため、なんだかそれがずっと心の中でモヤモヤしていました。

「ドラマチックであること」も共感を集める方法。

そこでふと気づいたのですが、共感を得る方法のもうひとつは「ドラマチックであること」なんじゃないのかなあと思ったんです。

上記のツイートでも書いたように、ドラマチックであること、その世界観を他者と共有できる人間のもとには絶対にその世界観に共感する人たちが集まってくるはずです。

「思想」や「哲学」「宗教」など、小難しい言葉でこれからの企業が持つべき価値観みたいなものが語られている昨今ですが、もっともっと端的に言うと、それは「ドラマチックであること」という言葉でも言い表すことができるのかもしれないなあと思うのです。

最後に

昨日「灯台もと暮らし」の編集会議中にふと、「少なくとも日本人が共感するような感情は、百人一首のような和歌の中に既にその要素が全て含まれていて、そこに凝縮されているんだと思う。」というような意見をメンバーに投げかけてみました。

どれだけテクノロジーが発展したとしても、人間にとって大切なものというのはきっと、いつの時代も普遍的なんだ思います。

だからこそ、今も多くの人々が大切に語り継いでいるわけで。

じゃあ、その本質とはなんなのか?それを少しずつ深めていきたいなあと思っている今日このごろです。

めちゃくちゃ抽象的なことを書いてしまいましたが、いつもこのブログを読んでくださっている方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

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