昨日、こんなツイートをしてみました。
よくコミュニティのノウハウで「メンバーに役割を与えること」っていうノウハウがあると思うのですが、それは表層的な話だと思っていて、本来与えるべきはメンバーへの全幅の信頼と、自分で考えて行動するためのきっかけと余白だと僕は思っています。そうすれば自然と役割も生まれてくる。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年7月4日
自分の中で全幅の信頼をおくことができない相手は受け入れないことも大切。
逆に言えば、自分の中で全幅の信頼をおくことができない相手は、そもそもとしてメンバーに受け入れないという覚悟も大切なのかなと。
もちろん、本当の人格者は誰にでも別け隔てなく、全幅の信頼を寄せることができるのだと思います。
でも、まだまだ自分はその域まで到達できていない。残念ですが、それは自覚しています。
小さな成功体験を積み重ねるしかない。
だからこそ、これもやっぱり「小さな成功体験」を自分の中で積み重ねていくしかないのだろうなあと。
「無条件に信頼したら、上手くいった…!」という成功体験をいくつも積み重ねていくしかない。
一足飛びに実現しようとしても不可能なのだと思います。
最初から無邪気に飛び込んでいって玉砕してしまっては、「もう誰も信頼しない…!」と塞ぎ込んでしまう。
少しずつ少しずつ、自分の中で納得感を得られる範囲やスピード感で、その幅を徐々に広げていくほうが大事なのかなと。
先日書いた、「怒らない」の話にも近いと思います。
僕自身も、始めはWaseiの5人を信じることで、彼らから小さな成功体験を与えてもらいながら、他者を無条件に信頼できるようになりました。
今度はそれを21人まで広げてみた、きっと今はそういう段階なんだと思います。
今後はこの人数を、100人、1,000人、1万人とドンドンその幅を広げられるようになりたい。
参照:大切にしたいひとをちゃんと大切にしたいから、余計なひとを引き寄せない。 | 隠居系男子
最後に
そんな煩わしいことしなくてもいいから、自分が全力で振り切ればいいじゃないか…!そう思われる方もいるかもしれません。
でも、これが僕にとっては一番の最短距離であると確信しているんです。
だからこそ、僕も含め、メンバーのひとりひとりが自身の価値観を大切にしながら、自分で考えるためのきっかけや、それを行動に起こすための余白を確保していくことが何よりも大切だなあと思うのです。
いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても何かしらの参考になれば幸いです。