「コミュニティの誰かが成功したら、みんなでシェアしようぜ!」という発想から考える、新しいコミュニティ設計の可能性。

昨日は、「“コミュニティ2.0″~共創と互助の未来~ Gojoリリース1ヶ月記念 by(株)BrainCat」というイベントに参加してきました。

イベントの詳細については、たっけさんがキレイにまとめ上げているので、ぜひこちらを読んでみてください。

【Gojo/meet up】コミュニティ2.0とこれからのお金 | たっけのメモ

コミュニティの盛り上がりに大切なインセンティブ設計。

僕が昨日のイベントでおもしろいなあと思った話は「成功したらみんなでシェアしようぜ!」という発想。

今のコミュニティブームって、どうしても社会の流れからセーフティネットの文脈で語られることが多いです。

でも、残念なことに「セーフティネット」という若干ネガティブ要素の強い発想では、やっぱりイマイチ広がっていかないというのも事実で…。

昨年のVALUの盛り上がりを思い出してみても明らかですが、やっぱりインセンティブの設計が何よりも大切になってくる。

でも、その塩梅が難しいわけです…。すぐに投機目的のひとたちがやってきてしまうから。

参照:VALUの使い方について考える。 | 隠居系男子

もし21億円手に入れたら、ひとりに1億円ずつ配ってみたい。

そう考えると、「誰かが成功したらシェアしようぜ(山分けしようぜ)」という点から、コミュニティの設計を考えるというのは、ものすごく魅力的なインセンティブじゃなかろうかと。

少なくとも僕は、WaseiSalonのメンバー全員に、めちゃくちゃ高いポテンシャルを感じているし、全員が成功する可能性があると信じている。

そして、もし自分が成功した場合、彼らにだったら山分けしたいとも思えます。

例えば、もし僕の手元に21億円が舞い込んできたとしたら、ひとりあたり1億円ずつ配っても何も文句はない。むしろ配りたい!とさえ思います。

なぜなら、そのほうが僕らの小さな経済圏がより活発になっていく、というのは間違いないからです。

小さな経済圏の流動性を高めることが何よりも重要。

上の世代の方々からすれば「そんなわけあるか…!どうせ誰かが持ち逃げして終わりだろう!」と思うのかもしれません。

でも、少なくとも僕より下の世代は、そういった仲間意識はすごく強いですし、自分だけが成功すればいいなんて、きっと誰も思っていない。

少なくとも、僕が知っている若くて優秀な方々はみんなそうだと思います。

むしろ、自分の隣のひとがいつもご機嫌であって、笑ってくれている状態を保つことに価値を見出している。

そうすると、自分が所属する小さな経済圏の流動性を高めることがとても重要になってくるんですよね。

最後に

まとめると、今までのコミュニティ設計ってどうしても「セーフティネット」のような、少し保守的なところから設計がスタートしていたけれど、逆のベクトルで考えてみるのはすごくおもしろいなあと。

そのほうが純粋にワクワクするし、お互いに応援し合う中で、その盛り上がり自体をみんなで楽しむことができる。

これもきっと、夏の陽気のせいなのかもしれませんね。お祭り脳になっている状態だからかもしれませんが、結構本気で思っています。

「明日は今日よりも良くなる。」という日本の過去の神話のような話を、ひとりでは信じることができなくても、信頼できる同志が集うチームやコミュニティ内だったら、信じられる言葉になり得る。

そうやって、若い価値観や将来性がある強みをドンドン活かしていきたいところです。

今日のお話が少しでも何かしらの参考になれば幸いです。

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