アンコントローラブルな状況を恐れず、本気で遊んでもらえる場をつくり出す。

昨日、WaseiSalonにオーバーエイジ枠で参加してくださっている平山さんが、こんな興味深いツイートをしていました。

僕もこれまで、様々なオウンドメディアの運営に携わってきて痛感しているのですが、企業はどうしても「見せたい世界観」があるから、それに少しでも近づけようと、恣意的にコントロールしようとしてしまいがち。

でもそうすると、一気に広告っぽくなってしまうですよね。やっぱり自画自賛感が拭えない…。

オンラインサロンのムーブメントにも似ている。

そしてこの感覚って、今のオンラインサロンのムーブメントにも似ているなあと思うんです。

オンラインサロンは「会社」と比較されることが多いと思うんですが、会社が自主的に「自由で働きやすい会社ですよ!」と、あの手この手を使ってアピールしてみても、やっぱり中の人の生の声が聞こえてこないと、真正面から信用することは難しい…。

一方、オンラインサロンは、中のひとたちが本気で楽しんでいる。

その状況が自然と漏れ伝わってくるから、人が人を呼ぶ好循環が生まれ、これだけのムーブメントになってきているんだと思います。

企業は場を提供し、その上で自由に心地よく、そして“本気”で遊んでもらう。

だから、オウンドメディアにおいても、敢えて恣意的にコントロールをしようとしないほうがいい。

企業はハブとなって場を提供し、その上で自由に心地よく、そして“本気”で遊んでもらうようなイメージ。

その遊んでいる様子がとても楽しそうに思えたら、自分もその輪に加わりたいと思って、ひとは自然と増えてくるであろうから。

今はそうやって、ムーブメントを大きくしていったほうがいいと思うんです。

参照:自分たちの要求を相手にそのまま押し付けない。 | 隠居系男子

最後に

広告がすぐに見破られるようになってきたからこそ、アンコントローラブルな状況に恐れず、本物をつくりだす。

運営側は、そのための土壌を耕すことに徹すること。

「ひとを信じる力」とは、そういうことだと僕は思うんです。

いつもこのブログを読んでくれている方々にとって何かしらの参考になったら幸いです。

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