突然ですが、自分のことをちょっとでも「嫌なヤツだな」って思っているひとは、自分の話している様子をスマホなどで録音してみて、実際に聴いてみると良いですよ。
自分の話し方を自分の耳で聴いてみると、本当にめちゃくちゃ嫌なヤツで驚きますから。
自分の話し方を、自分の耳で聴いてみて整えることの重要性。
ご多分に漏れず、僕も自分のことをずっと嫌なヤツだなあと思っていたんです。
そして、今の仕事を始めてから、自分のインタビュー音声を初めて聞いた時、とても驚愕しました…。
本当に聞くに堪えないほど、めちゃくちゃ嫌なヤツだったからです。
そこから、少しずつ意識的に自分の話し方を変えるようにしてきて、最近はやっと自分でも聞くに耐えうるレベルになってきました。
ただ、まだまだ嫌なヤツ要素に溢れているので、これからも日々改善していきたいと思っています。
鏡を見て自分の身なりを整えるように、自分の話し方も録音してみて、自分の耳で実際に聴いてみて整えること。
ここまで書いてきて今思い出しましたが、以前も似たようなことをこのブログに書いたことがあります。
参照:話が面白い人の特徴と、そのための訓練法。 | 隠居系男子
自分を自分から切り離して、客観視すること。
さて、ここからは少し抽象的な話なのですが、「自分を自分から切り離して、客観視すること」が今とっても重要な気がしていて。
あまり上手く言えないのですが、自分が自分であると同一視して切り離して考えることができないから、他者に対しても平気で文句を言えてしまうのだと思います。
他にも「ブログを書く」や「動画を撮る」など、そうやって自己を切り離して客観視することで、自己の不完全さを認識することができて、自分の手で整えていかなければいけないと自覚的になるんだと思います。
スポーツ選手や芸能人など、既に活躍しているひとたちが自然とそれができてしまうのは、マスメディアが半強制的に自分のことを客観視させてくれるからなのでしょう。
最後に
僕らのような凡人は、自分自身で意識的に客観視していかなければいけない。
さもなければ、自分のことは棚に上げて、場末の居酒屋で政治と野球の文句ばかり言っているおじさんになってしまいますからね。
それが、ひいては「他者への寛容さ」にもつながっていくのだと思います。
まずは自分の不完全さを思い知ること、それが全てのはじまりのような気がしています。
いつもこのブログを読んでくれている方々にも何かしらの参考になれば幸いです。