知っているひとは知っていると思うのですが、僕は自分のTwitterのトップにこのツイートを固定しています。
僕は、自分のTLを自分のものだって思っていなくて、最近流行の言葉で言えば、自分がつくりたい「小さな経済圏」の掲示板みたいな感覚でしかない。そこに何を書き込んだり、流したりすればもっともっとおもしろくなるかなあって考えながら、日々淡々と運用しているだけなんです。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年10月7日
本来、フォロワーを増やしたいなら、このツイートはネガティブな印象を与えるはずです。(RTが多いひとだと思われるから)
でも僕は結構意図的にこのツイートをトップに置いているんです。
その理由は、この感覚を共有できない人にはなるべくフォローして欲しくないと思っているから。
それは排他的な気持ちからというよりも、単純にお互いの不一致をなくしたいから。
参照:広く・大きく届けるよりも、届いたときの不一致をなくしたい。 | 隠居系男子
でもそのおかげで、僕のTwitterをフォローしてくれているみなさんは、とても理解のある方々ばかりで、本当に優秀な方が多いんです。
実際、ここのタイムラインをきっかけに、僕の知らないところで、フォロワーさん同士が友達になったり、お仕事を一緒にしていたりと、僕にとってはめちゃくちゃ嬉しい現象が立て続けに起こっています。
「ヘルシーなおせっかいおじさん」という言葉の誕生。
思うに僕は、「ヘルシーなおせっかいおじさん」になりたいんだと思います。
「ヘルシーなおせっかいおじさん」というのは、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんがラジオの収録中に自然と導き出してくれた言葉。
本当にヒラクさんはすごいひとです。
僕が思い描いている理想を、サラッと僕の言葉として引き出してくれるのですから。
どういう話の流れで生まれてきた言葉なのかは、ぜひ下記のリンク先から放送回を聴いてみてください。
第158回『これからの暮らし方』 – 発酵兄妹のCOZY TALK
徹底的に見守る姿勢を貫くこと。
さて、「おせっかい」と言うと、どうしても支援とともに口も出してしまいがち…。
実際に、そうやって過剰に口出しをされてしまうから「おせっかい」という言葉が非常にネガティブな印象として捉えられているんだと思います。
でも、誰かを支援する時には、「口を出す」ことが一番やってはいけないこと。
そうではなく、徹底的に“見守る”その姿勢を貫くべきで。
参照:応援したい相手が突き抜けるように支援する。 | 隠居系男子
今は「見守り型」人間にとって一番良い時代。
それで言うと、今は本当に便利な時代なんですよ。
みんながそれぞれの想いを持ちながら創作活動を行っていて、それをネット上で見える化してくれるから、「見守る」という行為も簡単にできてしまう。
僕のような人間は、この時代に生まれることができて本当に良かったなあと思います。
最後に
だから、僕が目指したいのは、
「見守り型のヘルシーなおせっかいおじさん」
このポジションなんです。
あとはみんなの成功を見て、画面越しに勝手に喜ぶだけでいい。
それが僕にとって、やっぱり一番多幸感があることなので。
いつもこのブログを読んでくれている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になると幸いです。