それでも、オリジナルブランドをつくらない理由。

今年、一番多くされた質問が「オリジナルブランドはつくらないんですか?」という質問。

夏ごろにも一度、自分の考えをこのブログにまとめたことがあります。

オリジナルブランドをつくらない理由。 | 隠居系男子

今日は改めて、最近考えている2つの理由を付け加えておこうかなと思います。

節操がないことはしたくないから。

まず、僕らのようなメディアがメディアになり得た理由って、その背後にたくさんのひと(ブランド)の協力があったからなんですよね。

取材させてもらって、“材”を提供してもらったからこそ、これまで運営してくることができたわけで。

その中で僕らは、編集という作業しかしていないんです。

そんなときこそ、「おかげさま」という感覚を持てるかどうかが大事だと思います。

メディアができて、人が集まり、そこに「場」が生まれたからといって、もう「あなたたちは用無しです」というのはあまりにも節操がなさすぎると僕は思います。

むしろ、これまでの出会いに感謝しつつ、あなたたちのおかげで自分たちはこんな素敵な「場」をつくり出すことができたんだとちゃんと伝えて、その恩恵をしっかりと還元していく。

そのためにこそコラボ企画は行なっていくべきで、この感謝の気持ちは絶対に忘れちゃいけないと思っています。

「そう来たか…!」と思う唸る一手を見たいから。

もうひとつの理由は、完全に個人的な主観なんですが、単純にコラボの方がワクワクできるんですよね。

コラボ相手と真剣に対峙して、一緒に創り上げる作業を繰り返す中で、「そう来たか…!」と唸ってしまうような一手を毎回見ることができる。

これがもう本当にめちゃくちゃ楽しいんです…!

社内や下請け業者との間だけで完結するようなオリジナル商品では、こんな感覚を味わうことは絶対に不可能だと思います。

作り手さんと対等な関係性を築いて始めて、そこに本当の真剣勝負が生まれる。

多少大げさかもしれませんが、僕はこれこそが生きる喜びであり、楽しさだと本気で信じています。

最後に

さて、ということで来年はもっともっと本格的にコラボの年にしていきたいと思っています。

既に力を入れていきたいと明言しているライブ配信も、ただ観て楽しいものにするだけではなく、そんなコラボが生まれるきっかけとしてドンドン活用していきたいなと。

いま僕らがライブ配信に力を入れる理由。 | 隠居系男子

昨日もまた、新しいコラボのたねがひとつ芽吹きました。

本当に心からオススメすることができるアイテムが生まそうです。

来年にはまた改めてご報告できると思いますので、このブログをいつも読んでくださっている方には、ぜひ楽しみにしていていただけると嬉しいです。

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