連日、イケウチオーガニックさんの話題ばかりでごめんなさい。
最近は、イケウチさんのことばかり考えているので、これももう仕方ないと割り切って、今日もイケウチさんの話題を少しだけ。
実は昨日、また新たなイケウチさんの魅力に気が付きまして。
それが今日のタイトルにもある通り、「イケウチさんのタオルを畳む時間」なんです。
「なにを言っているんだ…?」と思われているはずなので、以下で順を追って説明していきますね。
高級タオルに包まれる至福の時間も最高だけど…。
もちろん、一番体験してみて欲しいのは、「お風呂上がりのときに、イケウチさんの大きなバスタオルに包まれる至福の時間」なんです。
これは何度も繰り返して言っていますが、この瞬間が「1万円以内で得られる多幸感」ランキング1位です。それは間違いありません。
ただ、タオルは原料の綿とその織り方で良し悪しが決まる。
同じ糸番手でつくれば、極論どこのメーカーさんが織ったタオルでも変わらないそうです。
つまり、超高級タオルであれば、どのメーカーのタオルだって同じような至福の時間を味わえる。
これは「灯台もと暮らし」の取材の際にイケウチの職人さんたちから直接教えてもらったお話です。
参照:【愛媛県今治市・IKEUCHI ORGANIC】「オーガニック自体じゃなくて、過程にこだわってる」前職で一緒に中国工場を立ち上げた腐れ縁のふたりが語るオーガニックの本質とは? | 灯台もと暮らし
「自分はこの真摯なモノづくりに対して、恥じない生き方をしているのか。」
一方、お風呂上がりに包まれる時間と違って、畳む時間はどんなタオルでも味わえるわけではありません。
イケウチオーガニックさんのタオルでしか、味わえない時間がそこにはある。
じゃあ具体的にはどんな時間なのかと言えば、「自分はこの真摯なモノづくりに対して、恥じない生き方をしているのか。」と毎回考える時間を持つことができるんですよね。
一見すると変な話ですが、これがめちゃくちゃ大きいなと。
僕は、洗濯物を畳む時間が割と好きな時間でして、4年ほど前にこんなブログも書いたことがあります。
参照:丁寧な暮らしとは「自分の洗濯物をたたむ時間がある」ということ。 | 隠居系男子
洗濯物を畳んでいると、仕事のことやプライベートのことなど一旦忘れて、洗濯物を畳むことだけに集中できる。
ある種の瞑想状態にも近いのかもしれません。
そのときに、イケウチオーガニックさんのタオルに触れていると、他のタオルに比べて満足度が高いことはもちろんのこと、「このタオルのような仕事を自分もできているのか?」と自然に考えるようになるんですよね。
先日「イケウチな人たち。」でインタビュー記事が公開されたばかりの美容室「らふる」店長・中村さんもきっと似たような感覚をお持ちなのかなと思いました。
画像引用元:お客様に心底薦めたい「続く」モノだけを選びたい。美容室「らふる」店長・中村さんの審美眼と哲学|イケウチな人たち。 | 好きな人たちと考える、これからの豊かさ
自然と叱咤激励されているように感じるもの。
たぶん一番近いイメージは、家の中のお仏壇とか神棚とかに、毎日少しだけでも手を合わせている感覚に近いのかもしれません。
それが各家庭に当たり前のように存在しなくなった現代の暮らしの中で、こうやって真摯なモノづくりの製品に触れている時間は、本当に貴重な時間だと思うんです。
もちろん別に、イケウチさんのタオルじゃなくてもいい。
あなたにとって心を整えてくれるもの、初心に戻ることができるもの、自然と叱咤激励されているように感じるものであれば、何でもいい。
それが、これからの「豊かさ」を与えてくれるものだと、僕は思っています。
最後に
すぐ惰性的になってしまう人間にとって、この毎日のちょっとした軌道修正の積み重ねはとっても大きい気がしています。
いつもブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になれば幸いです。