実現したい世界観のために、自腹を切れるか?

昨日こんなツイートをしてみました。

赤澤えるさんが運営している有料オンラインコミュニティ「赤組」で更新されていた、とある投稿を読んだことがきっかけです。

僕自身が自腹を切ってきた経験。

僕自身の経験を少しだけ振り返ってみると、これまで自腹を切った経験は大きく分けて2回あります。

1つ目は、「灯台もと暮らし」のメディアを立ち上げたばかりの頃。

編集部メンバーと地方取材に行くたびに、50万〜60万円ぐらい毎回飛んでいました。

それが約1年間ぐらいずっと続いて、2年経過したあたりでやっと「灯台もと暮らし」というメディアでも黒字化できたぐらい。

そして最近だと、「Wasei Salon」もそうです。

世の多くのオンラインサロンは、主催者が儲けられる仕組みになっているはずなんですが(少なくともマイナスにはならない程度)、僕はあえて自腹を切る方法を選びました。

21人メンバー全員の参加費は無料にして、サロンの活動資金やコミュニティマネージャーへの報酬は全て自腹を切りながら、この1年間運営してきました。

「遊び」に対して最初からお金を与えてくれるひとなんていない。

その結果、少しずつですが「核」となるようなものが生まれてきた気がしています。

以前もこのブログで書いたとおり、遊びじゃなければ「核」はつくれない。

参照:「核」は遊びでしかつくれない。 | 隠居系男子

でも、そんな「遊び」に対して最初からお金を与えてくれるひとなんていないんです。それはもう諦めましょう。

だからこそまずは、自腹を切ってでも小さくはじめてみることが何よりも大切で。

その全力で遊んでいる姿を見て、その「遊び」に価値があると気づいてもらえれば、自然とひともお金も集まってくる。

今だったら、クラウドファンディングのような便利なサービスもいっぱいあります。

もちろん「お金≒時間」だと捉えれば、徹底的に自分の時間をかけてみるのもありだと思います。

最後に

そうやって、世の中のビジネスの論理とは全く違うところで勝負をしなければ、いつまでたっても自分の立ち位置やポジションは変わっていかないのだろうなと。

これまでの自身の経験を通してみても、本当に強くそう思います。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。

[追伸]
この話は「誰が言うか?」も非常に重要で、「他者から自腹を切れ!」って言われたら、それは全力で無視しちゃいましょう。「自腹を切る」のは自分の意志で行う、それが大前提です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。