毎日ブログを書くためには自分なりの型が必要。アイディアを型に流し込むとき、そこに“考える時間”が生まれる。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

前にも少し書いたことがあるかもしれないのですが、最近もまたよく聞かれるようになったので「どうやって毎日ブログを書いているのか?」っていう話を書いておこうと思います。

ついでに、「自分なりの型に流し込むとき、そこに“考える時間”が生まれる」というお話についてもちょっと触れてみようかと思います。

ブログ「隠居系男子」の型。

このブログは、毎回全然違った内容を書いているように見えるかもしれませんが、使っている型は全て同じです。それは以下の様な型。

[題名]

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

事実(気になる事象)

[見出し1]

問題提起(5W1H)

仮説

[見出し2]

具体例(それに近い事象)

予測

[最後に]

結論(今後の課題)

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

本当に、毎回この型に当てはめているだけ。嘘だと思うのなら、過去記事を遡ってみてください。微差はあれど、本当にこれだけだとわかってもらえるはずです。

他に変動があるとすれば、ウェブ記事特有の冒頭で離脱される事を防ぐために「文字数が1,500文字を超えるような場合は、冒頭に本記事の概要的な文章を1〜2行程度入れる」を意識しているぐらい。

全てのタイプの記事には、型がある。

僕のような考察系の記事だけでなく、ノウハウ記事、インタビュー記事、イベントレポート記事……すべてのタイプの記事には必ず型が存在します。

そして、生産性が高い人というのは、ほとんどの場合、自分なりの型を持っていて、単にそれに当て込んでいるだけなんですよね。毎回ゼロからオリジナルという人は、まずいないでしょう。

自分の型を持たない人というのは、他人の型に対してなかなか気づけないことが多いですが、いざ自分の型を作ろうとしてみると、他人の型がドンドン目に入ってくるようになると思います。

日常的に行っていることは、型に流し込むネタを集めているだけ。

さて僕が、この型に当て込んで毎日ブログを書くために、普段から意識的に行っているのことは、この型に流しこむアイディアをただひたすらメモとして集めるということだけです。(タスク管理ツールに「ブログネタ」というプロジェクトを作って。)

そのデジタルの箱の中に、とにかく普段から気になったことをドンドン放り込んでおいて、「気になる事象、問題提起、具体例」が集まったところで、記事1本を書き始めるようにします。

それらを型に当て込んで書いているうちに、仮説や予測、結論などは自然と浮かんでくるようになるんです。不思議なことに。

…というか、この過程を毎日意図的に作り出したいがゆえにブログを書き続けているというのが、本音なのかもしれません。そうすると、自然に考える時間を捻出することができるようになるんです。

最後に

毎日ブログを書きたいと思っている人は、とにかく自分なりの型を作ってみることからはじめてみましょう。

日々浮かんでくるアイディアや発見などは、そこに流し込むケーキの生地のようなものだと思えばOK。あのドロドロした感じのやつ。

それを集めて、あとは型に流し込むだけでOKという状態にしてしまう。あとは、WordPressというオーブンに入れてネット上に公開すれば完成です。

それが僕の考えるブログを毎日書くための秘訣です。この記事を読んでくれたみなさんの何かしらの参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

[追記1]
…今ここまで書いてみてふと思ったのですが、エッセイにも型というのは存在するんですかね?今度チェコさんや紫原明子さん、ヒビノケイコさんに「エッセイを書く上で型はありますか?」というお話はぜひ伺ってみたい。

[追記2]
「ブロガーの型」というテーマで、皆でワイワイ語り合うイベントをやってみたらおもしろいかもしれない。そこで自然に流派の違いなども生まれてきて、徒弟制度とかに繋がっていったら、なんだかおもしろそうです。

スポンサードリンク