どうも鳥井(@hirofumi21)です。
先日お伝えした、タムカイさんとのChatCastチャンネル「界面」。
ChatCastで「タムカイと鳥井弘文の【界面】トークチャンネル」はじめます。 | 隠居系男子
昨日、この第2回と第3回の収録を行いました。
そこで思ったのが、下記のツイート。
うん、ChatCastはすごく良いプラットフォームだと思う。昨日、タムカイさんとまた2本作ったけど、チャットのスピードだからこそ降ってくるアイディアが色々とあって、対談やリアルイベントのトークとはまた違った発想が生まれてくる。 https://t.co/zAHylJ0NEl
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年4月27日
リアルイベントは、イベントそれ自体を作り出すことに主眼が置かれる。
普段の会話やリアルイベントのトークセッションの場合、どうしても相手とリズム良く話そうとしてしまいがちです。
特にトークセッションの場合は、深い対話をするというよりは、登壇者同士でトークセッションをすることで、会場の雰囲気やお客さんの様子なども加味しつつ、イベント全体をを作り上げていく感じに近い。
トークの内容以外にも様々な外的要素が加わってきて、その全体の空気感を作り出すことが一番求められることだったりします。
参照:リアルイベントは想いを共有する場。そつなくこなせばいいってもんじゃない。 | 隠居系男子
ブログや対談記事は、インスタントの思考が削ぎ落とされる。
一方で、ブログを書く場合や、収録後に編集される対談記事などの場合は、じっくりと思考を深めて書いたり語ることができます。
しかし、記事化される中でインスタントな思考は全て削ぎ落とされてしまうので、それが少々残念なところでもあります…。
たまに、対話の中のインスタントな思考も全て混ぜ込んで、対談記事内に落とし込めるメディアなどもありますが、それにはかなりの編集技術が必要となる。
真似しようとしたところで、一朝一夕では身につきません。
チャットは、絶妙な間(ま)で思考しながら対話できる。
その間(あいだ)をとって、絶妙な間(ま)で思考しながら対話をしていくことができるのが、チャットの良いところだと思います。
相手が打っている間に、自分や相手のテキストを読み返してみたり、相手が何を考えているのかを想像してみたりすることができます。
そうやって自分の思考を深めている時間に、突然良いアイディアが降ってくることもある。これは本当に不思議な感覚です。
なかなか上手く例えづらいのですが、陸上で例えるなら、短距離走・中距離走・長距離走で、全く走り方が異なることに似ています。
そして、中距離走を初めて走ってみたときの「あ!同じ走る競技でもこんなにも違うのか!」っていう、あの衝撃に似ているかなと。
ChatCastの良い点。
あとは、ChatCastというサービスの良い点で言えば、30分一本勝負であることです。ダラダラと続いていかないことがとても良いなと。
30分なので、タイピングのスピードだとテーマも必然的に一つに定まってきます。
そして、30分という短い時間だからこそ、自然と集中することができて思考も深まってくる。
勢い余っておかしな日本語になることもあるのですが、後からいくらでも編集することができるので、その場は相手にちゃんと意図さえ伝わればOK。
これもまた良い機能だと思います。
最後に
ChatCastやってみたい感
— 田村健太郎@Synapseサロン (@tamuken) 2016年4月26日
Synapse代表のタムケンさんも上記のようにつぶやいていますが、SynapseのオンラインサロンとChatCastの相性も非常に良いだろうなと思います。
特に、期間限定コラボが最近主流になりつつある中で、コラボ相手同士が気軽にChatCast内で対談して、それをサロン内で公開していくというのは、とても需要があるのではないでしょうか。
「灯台もと暮らし」編集長の佐野知美が主宰している「編集女子が”私らしく生きるため”のライティング作戦会議」でも、期間限定ゲストを今お招きしています。
そして実は、4・5月のゲストであるノオトの宮脇さんと佐野の対談記事は、ChatCastを使って作成しているんです。
また、最近はnoteの有料マガジン「もとくらの袋とじ」内でも、もとくら編集者同士の対談記事や座談会記事などを作っていたりするのですが、それも実はChatCastを使って作っています。
何はともあれ、無限の可能性を秘めているChatCast。今後の進展がとても楽しみなサービスです!
タムカイと鳥井弘文の【界面】 | ChatCast(チャットキャスト) | チャットでインタビュー記事・会話型記事を簡単作成・投稿
それでは今日はこの辺で。
ではではー!