POPEYE「東京特集」からみる、ディープな東京とゲストハウス。

POPEYE (ポパイ) 2014年 05月号 [雑誌]

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近めっきり「東京特集」という言葉に敏感になってしまいました。

ということで、今回は「Pen」「BRUTUS」に続き、「POPEYE」の東京特集を読んでみての感想を少しだけ書いてみたいと思います。

参照
Pen「東京の楽しみ方教えます」特集にみる新しいライフスタイルの提案の仕方 | 隠居系男子

BRUTUS「東京特集」にみる、新しい東京の姿。 | 隠居系男子

3誌の中で一番ニッチな内容だったPOPEYE「東京特集」

意外かも知れませんが、今回の三誌の中で一番ニッチな東京特集を組んでいたのが、「POPEYE」でした。

それこそ、東京の右側に関しても色々と紹介しており、ディープな飲み屋さんや定食屋さんなんかも紹介していて、読んでいるだけで面白いです。

これほどディープなところを紹介しているのに、それでいてボリュームも多くて、ホントによくここまでまとめたなぁという印象です。

ただ、正直これを読んでしまうとPOPEYE的な東京のハードルの高さに尻込みしてしまうのではないかと。特に、今年初めて上京してきた子たちが、この特集を読んで実際に行動にうつせるのか疑問です…。

POPEYE自体が「ライフスタイル提案マガジン」になったということで、最新ファッションから、知る人ぞ知るディープな東京まで幅広く紹介しているのだと思いますが、やっぱり少しハードルが高いような気がします。

3誌に共通していた「ゲストハウス」特集

さて、話は全く変わりますが、3誌に共通して挙がっていた話題が「ゲストハウス」です。

特に、「nui」と「toco」はすべての雑誌に掲載されていました。

参照
Nui. | HOSTEL & BAR LOUNGE

東京ゲストハウス toco.(トコ)

「訪日外国人」と「ゲストハウス」は切っても切れない関係だと思うので、MATCHAでもこれからゲストハウスには力を入れていくつもりですが、このムーブメントは着実に来ているのだろうなと。

「カウチサーフィンやAirbnbのように、自分の家に外国人を泊めるのは抵抗があるけれど、一晩ぐらいは外国人の方と時間を共有してみたい!」という方や、「シェアハウスを疑似体験してみたい!」という方の欲求など、いい感じにそれらの欲求を埋めてくれるのが、ゲストハウスの新しい形なのだと思います。

この新しい潮流は間違いなく生まれつつあり、2020年の東京オリンピックに向けて、ゲストハウスのムーブメントは更に加速していくのではないでしょうか。

まだそれほど注目されているわけではありませんが、この3誌が同時に推すぐらいなので、今後の東京のゲストハウスの展開には期待度大です。

最後に

一昔前なら、「POPEYEが一番ニッチな特集を組んでいる。」なんて考えられませんでした。

昨日たまたま通った横浜ジョイナスの広告に、「セレクトじゃなくて、エディットしよう。」という内容が書かれており、言いたいことはわかるけれど、難しいことを求める時代になったなぁーと。

今までは、本当に好きな人達が好きな人同士で楽しんでいたことを「ライフスタイルの提案」という括りで、世間一般的に広めようとしているわけですからね。そのハードルの高さが、今後どのように読者や消費者に受け入れられていくのか…。

なんだかそんなことを考えさせられてしまう、POPEYEの東京特集でした。気になる方はぜひ読んでみてください。

それでは今日はこのへんで!

ではではー。

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