どうも鳥井(@hirofumi21)です。
先日、「原宿の動画にみる、過去のカリスマの弊害と、ネット上に存在する架空都市・東京」の記事内でも紹介したWWDの「ガールズインフルエンサー特集」を読みました。
参照:ブームの創り方!!ガールズインフルエンサーに迫る | WWD JAPAN | WWD JAPAN.COM
彼女たちの市場への影響力の高さ、そして改めて、今の時代を生きる若者は残酷だなと思ったので、ここで少し書き残しておこうと思います。
彼女たち抜きで、“リアルな市場”は語れない。
今の日本のリアルなストリートは、原宿や渋谷ではなく、Twitter、facebook、Instagramなどネット上に移り変わってきています。
それは以下の記事でも書いた通り。
参照:原宿の動画にみる、過去のカリスマの弊害と、ネット上に存在する「架空都市・東京」 | 隠居系男子
そして、実際に企業もガールズインフルエンサーに対してアピールしようとしていて、彼女たちを招待した新商品のシークレットイベントなども行っているようです。
セルフプロデュース力の高さ、現代の若者へのリーチ力の高さ。それを考えるだけでも、今何かを広めたい時に彼女たちの存在は欠かせない存在となっています。
第2のきゃりーぱみゅぱみゅはいらない。
一方、このガールズインフルエンサーという世界が如何に残酷な道なのかということも、これを読んでいると伝わってきます。
そもそも、この道には“絶対に正しい”という答え存在しません。
一人ひとりが自分なりに試行錯誤を重ね、自分の強みは何なのかを認識していきながら上り詰めなければなりません。更に「時の運」も味方につける必要がある。
たとえ成功したとしても、どれだけの期間、世の中から受け入れられ続けるかもわからない。それがとても残酷だなと…。
きゃりーぱみゅぱみゅが所属する「アソビシステム」代表の中川さんは本誌インタビューの中で以下のように語っています。
WWD:第2、第3のきゃりーぱみゅぱみゅは登場するか?
中川:きゃりーはスゴいと思うし、ワールドツアーでも多くの人を集客した。でも、第2、第3のキャリーには興味がないし、必要ない。人もモノも街も、第2、第3じゃダメだ。ゼロから1を創りあげたい。
自らの必要性すらも自分自身で創りだす必要があり、それを一人で開拓していかなければならないのが、この世界なんでしょう。
グローバル競争が一番激化する世界。
欧米は専門外なのでイマイチよくわかりませんが、間違いなく今のアジアでは、同様の存在が雨後の筍のように現れてきています。
若者の感覚で進む世界なので、一般的な業界よりも2〜3倍ぐらいのスピードで進みますし、若い人たちの間では先進国・途上国という先入観はありません。
「やっていることがイケてるか、イケてないか」その二択だけです。
本当の意味でグローバル競争が繰り広げられるのは、もしかしたらこの分野なのかもしれません。
最後に
ひどく残酷だなと思いますが、世界的に先行きが不透明な今の時代だからこそ、躊躇なく自分の好きなことを発信していく事もできる。
厳しい時代を恨むのではなく、そんな難しい時代だからこそ、逆に開き直って本当に好きなことに全身全霊でチャンレンジしてみる。
以前このブログに書いた以下のような方法を最大限実践しているのが、彼女たちなのかもしれません。
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これからもガールズインフルエンサーという存在には、注目していきたいと思います。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!