問題や課題は「どうすれば〜?」という疑問文に置き換えるとすごい捗る!

すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる!

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

MATCHAの編集者である@maki_tdさんにオススメしてもらって、『すごい会議』という本を読みました。

これがとても参考になる!会議のやり方を改善したいと思っている人は必読の書だと思います。

Amazonでは101件のコメントが付いており、非常に高評価。とても薄い本で30分もあれば読めてしまいます。じっくり読んでも1時間もかかりません。

載っている内容は概念的なことではなく、今すぐ実践できることばかり。今日はその中でも会議だけでなく日常でも使えそうなワザを一つご紹介してみようと思います。

問題や課題を「どのようにすれば〜」という疑問文に置き換えろ!

「できない理由を説明するのではなく、解決策を言って欲しい。」これは、すべての経営者が社員に対して求めていることだと思います。しかし、それを実際に引き出すのは非常に困難…。

そこで、本書がオススメしている方法は、会議に参加しているメンバー全員に問題や課題を洗い出してもらって、「どのようにすれば〜?」という疑問文に置き換えて発言してもらうということ。

たったそれだけで、いとも簡単に「解決策」を引き出す事ができるんです。

たとえば、「売上が良くない」「新店舗がうまくいかない」という問題点が挙がったとしたら…

・どのようにすれば売上が良くなるのか?
・どのようにすれば新店舗がうまくいくようになるのか?

という疑問文に変えて発言してもらわけです。そうすることによって、こちらから解決策を聞かなくても自然と解決策を考えてしまうんです。

責任感の強い人や真面目な人ほど問題点を浮き彫りにするだけで、その解決方法を考えようとはしないものです。そんな時に、この「どのようにすれば〜」という疑問文に置き換えてもらう手法を使えば、彼らにも自然と解決策を考えてもらうことができます。

「なぜ・なんで」で始まる疑問文にはしない。

ただし、「“なぜ”で始まる疑問形式はよくない!」とも書かれており注意が必要です。「なぜ」や「なんで」で始まる疑問文にしてしまうと「できない理由」を考えてしまうからだそうです。

・なぜ、売上が上がらないのか?
・なぜ、新店舗がうまくいかないのか?

確かにこうやって言葉にしてしまうと、その瞬間から「〜だから」とできない理由を頭の中で巡らせてしまいますよね。

「なぜ」で始まる形で発表してもらうときは、問題点ではなく「良い点」を確認し共有したい時に利用するべきです。

・なぜ、今月は売上があがったのか?
・なぜ◯◯店はうまくいっているのか?

そうやって良い点を言語化するときには、「なぜ」で始まる疑問文を積極的に使っていきましょう。

最後に

「絶対にピンクの象を思い浮かべないでください!」

そう言われてしまうと、自然とピンクの象を想像してしまうように、人の思考というのは言い回し一つに大きく左右されるものです。

全く同じ内容を引き出そうとする場合であっても、言葉の選び方ひとつでまったく違う反応が得られるというのが非常に面白いところではないでしょうか。

これは「対相手」の時だけではなく、「対自分」の時にも非常に有効です。自分と向き合う際にもぜひ「どうすれば〜?」と考えてみるようにしてみてください。問題や課題にストレスを感じることなく、解決するための方向へと意識を向けられるはずです。

なにはともあれ、会議のやり方を改善したい人には絶対にオススメしたい一冊です。

ぜひ興味のある方は手にとってみてください。Kindle版がないのでKindle派の人には勧めにくいのですが、それでも紙で読む価値があると思います!

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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