カテゴリー別アーカイブ: ブログ

満員の山手線は、人生を考えるきっかけとなる良い装置。

先日、山梨県の甲府を訪れたときのこと。

五味醤油・五味兄妹のおふたりと、ヒラクさんとお話していて、

ヒラクさんの「なんで地方移住をするひとが増えてきたの?」という質問に対して、

「満員電車に乗るのがイヤだって言うひとは多いですよね。」と僕が答えたら、五味醤油の兄・五味仁さんが何気なくポロッと仰ったんです。

「そう考えると、満員の山手線って、自分の人生をあらためて考えるきっかけになっているわけだから、実は良い装置なのかもしれないね。」と。

なんだか、このセリフがとても強く印象に残っていて。 続きを読む

どの立場で言うのか?

最近、ふと思い立ってこんなツイートをしました。

まったく別の文脈で、こんなツイートもしてみました。

主張している内容は大きく異なりますが、話の構造は全く同じだと思っていて。

結局「誰が、どの立場で言うのか?」っていうことが何よりも重要なんだろうなあと。

内容が正論であっても、なんだかモヤモヤしてしまう状況ってあるじゃないですか。

それって、結局のところは「おまえが言うな」って感じているからだと思うんです。 続きを読む

わからない問いを、あえてわからないままにしておくことの重要性。

最近、ずっと考えていることがあります。

それが今日のタイトルにもあるように「わからない問いを、あえてわからないままにしておくことの重要性」について。

どうしても僕らは何か新しい問いを見つけると、その答えをすぐに求めてしまいがち…。

でもそうすると、どうしても短絡的な発想になってしまうんですよね。

それは本当の答えじゃなくて、自分にとって都合のいい“偽りの答え”です。 続きを読む

自分の言葉で語ることができて、初めてそこに文化が宿る。

最近気づいたことがありまして。

たとえ新参者であっても、そこに深みや厚みを感じて信頼に足ると思える感覚ってなんだろうなあって。

たとえば、ファッション。

ファッションって文化(カルチャー)そのものだから、その文化の深みや厚みがものすごく大事になってくる。

その文化に対する信頼感があるかどうかで、そのブランドがイケてるかどうかを判断しているフシさえあると思います。

そう考えると、ある程度しっかりと長く続いたブランドのほうが圧倒的に有利だと思えます。

なぜなら、新興ブランドはその文化の厚みや深みを体現できないから。

でも、実際はそうじゃない。

新興ブランドでも、そこにちゃんと文化が宿って、売れるところは売れていく。

じゃあ一体その新興ブランドに共通する点は何なんだろう…?と考えてみて、そこでふと気がついたんです。

新しくても売れてるところの共通点、それは「縦の系譜」をしっかりと継ぐ覚悟を持っているところだなと。 続きを読む

何を民主化したいのか?

先日、ふと気がついたことがありまして。

こうやって改めて言語化してみると大したことではないんですが、僕にとってはとても大切な発見でした。

これまでの経験が一気につながった瞬間だったんです。

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自分を自分から切り離し、客観視することの重要性。

突然ですが、自分のことをちょっとでも「嫌なヤツだな」って思っているひとは、自分の話している様子をスマホなどで録音してみて、実際に聴いてみると良いですよ。

自分の話し方を自分の耳で聴いてみると、本当にめちゃくちゃ嫌なヤツで驚きますから。 続きを読む

絶望の中の希望、それでも僕はエールを送りたい。

昨日、まったく別々の文脈で2つのツイートをしてみました。

ひとつはこちら。

そして、もうひとつはこちらです。

今日はこのふたつのツイートに込めた想いについて、少しだけ書いておこうかなあと。 続きを読む

ネガティブブランディングも計算のうち。

先日、WaseiSalon内にも投稿してみたのですが、

とあるインフルエンサーの方が、一見するとご本人にとっては何もメリットがないようなネガティブブランディングをし続けている様子が、僕はずっと不思議でした。

でも、ふと気がついたんです。

これは全てリスクヘッジのためだったんだと。

今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む

「生産する消費」そんな時代に成功する人の特徴とは?

何度も書いてきているように、今は国民総クリエイター時代。

センスがいいものをつくり出したいと思うときこそ、選び抜くことが大切。 | 隠居系男子

世の中に作り手が増えたことによって生まれる「共感」と「熱狂」。 | 隠居系男子

「生産活動をすること自体が消費である」という状況です。

僕が大学生のころは「消費者側になるな。作り手側にまわれ!」というアドバイスが一般的でした。

でも、これだけ全てのひとがあたりまえのように生産活動を始めると、それさえも意味のないアドバイスになってきています。

それぐらい今の時代は、全員が生産することを“消費するように”楽しんでいる時代になってきました。 続きを読む

時間だけには焦りたくない。

「自分の人生の中で、何を減らしたいか?」

よく議論になるテーマですよね。

人によって、「なるべく満員電車に乗りたくない」とか「なるべくスーツを着たくない」とか色々とやりたくないことはあると思います。

僕の場合、なるべく“焦ること”を減らしたいと思っています。

特に「時間」に焦ることだけは極力減らしたい。

社内のメンバーがミスして焦るとか、先方と連絡が取れなくなって焦るとか、そういった問題は割と平気で耐えられるんですが、時間に焦ることだけは耐えられない…。

空港の保安検査場の優先レーンとかも極力絶対使いたくない。 続きを読む

正論だから反発する。

昨日こんなツイートをしてみました。

いつもこのブログを読んでくださっている方の中には、「鳥井さん、また同じこと言ってんなあ…。」と思った方もいるかもしれません。

実際、このブログでも何度か似たようなことを書いてきました。

具体的にはこのあたりの記事に書いた内容に近い話です。

これからの家族のあり方と、他者に寄り添う力の重要性。 | 隠居系男子

良し悪しは「文明」好き嫌いは「文化」 | 隠居系男子 続きを読む

センスがいいものをつくり出したいと思うときこそ、選び抜くことが大切。

一億総クリエイター時代。

「センスが良いものをつくり出したい!」そう願っているひとも多いのではないでしょうか?(有形無形問わず)

でも、センスがいいものを形にするって、想像以上にむずかしい…。

自分の中で漠然とイメージが浮かんでいても、それを具現化することって本当に困難を極める作業ですよね。 続きを読む

「上手にできないなら、心をこめるしかない。」

タイトルは、先日のSUSONOのイベントで松浦弥太郎さんが仰っていたことです。

なんだかこの言葉を聞いた時に、ものすごくハッとしました。

誰もがはじめから上手にできるはずがない、でも心を込めることは誰にでもできること。

「約束を守ること」と同じぐらい、皆が平等に実現可能なことなんです。

参照:若者へ。静かに約束し、静かに守り続けるということ。 | 隠居系男子 続きを読む

より多くのひとに届くことよりも、「不一致をなくすこと」のほうが重要。

20代の頃の僕は、「なるべく多くの人に届くこと」が一番重要だと思っていました。

でも、最近は少しずつ考え方が変わってきて、何よりも大切なことは「不一致をなくすこと」だと思うようになったんです。

今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む

かっこいいインフルエンサーよりも、親近感のあるインフルエンサーが重宝がられる時代。

このブログではもうお馴染みの堀口さんが更新していた、こちらのインタビュー記事を読みまして。

本当におもしろい記事なので、このブログの読者のみなさんにもぜひ読んでみて欲しいです。

そして、僕が一番気になった部分はここ。

今日はこの話から派生して「親近感をつくり出せるインフルエンサーがこれからは重宝がられる。個人で活躍したいなら、親近感のほうが大切。」というお話を少しだけ書いてみたいと思います。 続きを読む

他者の神輿を担ぎながら、みんなで大きな波を繋いでいく。

昨日、こんなツイートをしてみました。

最近、この感覚を実感する機会がものすごく多くて。

今日はこの話に関連して、最近思っていることを少しだけ書いてみようかなと思います。 続きを読む

オリジナルブランドをつくらない理由。

最近、「自分たちのブランドはやらないんですか?」って聞かれる機会が増えてきました。

僕の答えは以下のツイートにある通りです。

今日は、この内容にもう少しだけ補足をしておこうかなと。 続きを読む

情報格差がなくなる中で、大切なのはフィジカルで何を体験するか。

先週末は「うるまで暮らす~沖縄イチチぬ島の可能性とワタシの未来~」というイベントに登壇させていただきました。

このイベント中に初めて知ったのですが、うるま市の伊計島にはN高等学校の本校があるらしいのです。

この話を聞いて、改めて思いました。

これからの学習において、大人や子供に限らず、大切なことは「フィジカルで何を体験するのか?」ということなんだろうなあと。

今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む

共感力が高いひと、共振力が高いひと。

最近よく考えていることのひとつに、同じように「他者に寄り添う」が上手なひとでも、共感力が高いひとと、共振力が高いひとがいるなあと。

一見すると、両者はとても似ているんですが、それぞれ違った強みと優しさを持っています。

今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む

自分の納得感を大切にして、暫定的な解を選び取ることができるひとたちが増えてきた。

昨日、灯台もと暮らしの編集会議でこんな話をしました。

近ごろ自分の納得感や心地よさを大切にして、社会の「こうあるべきだ!」という同調圧力に屈することなく、今この瞬間を大切にしながら、“自分らしい”暫定的な解を選び取ることができるひとが増えてきた。

でも、そこで選び取ったものが未来永劫続くのかと問われれば、否と答える。

自分の決断に対して、まだまだ自信を持てていないからだ、と。

人間の成長で言えば、よちよち歩きを始めた赤ちゃんのタイミングに近いのだと思います。 続きを読む

顔の見える関係性を育てることの重要性。

このブログではもうお馴染みの小倉ヒラクさんが先日こんなツイートをしていました。

この一連のツイートは本当にそのとおりだなと思いました。(一部抜粋なので、他のツイートもぜひ合わせて読んでみてください) 続きを読む

生き方それ自体が、盛大な問いになっているひと。

今この時代に大切なのは「結論」ではなく「問いの立て方」のほう。

参照:大切なのは、問いの立て方。 | 隠居系男子

そのうえで最近よく思うのですが、生き方それ自体が盛大な問いになっているひとは強いなあと。

だとすると、「どんな問いを発することができるのか?」ということがキモになってきますが、生き方そのものが問いになっているひとはやっぱり強い。

良くも悪くも、それだけでアテンションを集める理由になりますからね。

その一挙手一投足が、注目の的です。 続きを読む

自分がうまくいかない時ほど、他者を支援する。

世阿弥いわく、人間には、何をやってもうまくいく「男時(おどき)」と、何をやってもうまくいかない「女時(めどき)」が存在するそう。

この話を初めて聞いた時、僕はものすごく納得していました。

人間生きていると必ず、“波”というものは存在していることを実感しますよね。

そして、「いま自分がどんな状態にあるのか」その状態を客観的に判断することはとても重要なことだと感じるはずです。

もちろん、自分が波に乗っているときは好きなことをやればいい。ドンドン自分から仕掛けていって、行動あるのみ。

大事なのは、女時のタイミング。このときの振る舞い方がむずかしい…。

今日はそんなお話です。 続きを読む

他者とのコミュニケーションの難易度があがってきた理由。

いつだったか、WaseiSalonのメンバーでもあるタナカユウキさんが、ふとこんなことを言っていました。

「コミュニケーションの基礎が、誰もが幼稚園で当たり前のように習うような『自分がされたら嫌なことは、相手(他者)にもしない』ということだったはずなのに、最近はそれが変わってきましたね。」と。

僕はこの何気ない一言がしばらく頭から離れなくて…。

確かに、最近は「自分にとっては飛び上がるほど嬉しいことであっても、相手が嫌だと思う(であろう)ことはしない。」という風潮に変わってきている気がします。

つまり、考えるべき主体が完全に移り変わってきたということなのだろうなあと。

自己から、他者へ。ここ数年で一番大きく変わってきている点だと思います。

最近、このブログでも「相手の立場に立って考えることが大切」と何度も書いてきている理由も、まさにここにあります。

複業を始めようと思っているときほど、相手の立場になって考えてみる。 | 隠居系男子

相手の尺度を変えるために、相手の立場に立つことの重要性。 | 隠居系男子 続きを読む

相手の尺度を変えるために、相手の立場に立つことの重要性。

唐突ですが、「人を動かす」ためには相手の解釈を変えなければいけません。

くれぐれも、相手の解釈や尺度(ものさし)のまま、勝負しようとはしないことです。

わかりやすい例で例えると、スクールカーストの世界では、やっぱり足がはやくて、見た目が良くて、頭が良いやつが圧倒的に強いわけです。

それでもこっちのほうが「かっこいい、イケてる」と主張したければ、そのための解釈と尺度(ものさし)を提示し、自分の尺度で勝負することに正当性があることを相手に納得させなければいけない。 続きを読む

ワクワクするコラボのつくり方。

近ごろ、コラボについて考える機会が増えてきました。

どうしても僕らは、何か新しいコラボを仕掛けようとする時、同じジャンルの中で、目立っている人(企業)同士をつなげようとしてしまいがち。

でも、そうすると予定調和的になってしまうんですよね。足し算にはなるけれど、掛け算にはならない…。

じゃあ、どうすれば掛け算になるようなワクワクするコラボをつくり出すことができるのか?

今日はそんなことを少しだけ考えてみたいと思います。 続きを読む

「子育て」と「社員を育てる」の類似点と、そのあり方。

今朝、こんなツイートをしてみました。

なぜそう思うのか?

もちろんこれまでの実体験もありつつ、「子育て」がまさにそうだよなあって思ったからです。

今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む

アンコントローラブルな状況を恐れず、本気で遊んでもらえる場をつくり出す。

昨日、WaseiSalonにオーバーエイジ枠で参加してくださっている平山さんが、こんな興味深いツイートをしていました。

僕もこれまで、様々なオウンドメディアの運営に携わってきて痛感しているのですが、企業はどうしても「見せたい世界観」があるから、それに少しでも近づけようと、恣意的にコントロールしようとしてしまいがち。

でもそうすると、一気に広告っぽくなってしまうですよね。やっぱり自画自賛感が拭えない…。 続きを読む

嫉妬しちゃいそうな相手と、愛を叫びやすい距離感のお話。

先日、このブログでも何度もご紹介しているdripの堀口さんがこんなツイートをしてくれました。

自分でも、なんでかなあって考えてみたんです。

そうしたら、最近こんなツイートをしたこと思い出しました。

で、わかったんです。

この距離感のとり方を間違っていたら、きっと僕は彼らに対して全力で嫉妬していただろうなあって。 続きを読む

「一生やりたいか」ではなく「これをやりきりたいかどうか」で判断する。

いま目の前にある仕事を「一生やりたいかどうか?」で判断した場合、「YES」か「NO」で答えることって、すごく難しいことだと思います。

今の時代に、若ければ若いほど、なおさらのこと。

一方で、「これをやりきりたいか?」っていう問いは、意外と功を奏する気がしていて。

今日はそんなお話を少しだけ。 続きを読む