最初に、この問題に答えはないと思います。
人と人とのコミュニケーションの問題だから、それぞれのやり方があって、万人に共通する正解があるわけではない。
ここではあくまで、僕が実践しているスタンスや考え方について書いてみたいと思います。 続きを読む
最初に、この問題に答えはないと思います。
人と人とのコミュニケーションの問題だから、それぞれのやり方があって、万人に共通する正解があるわけではない。
ここではあくまで、僕が実践しているスタンスや考え方について書いてみたいと思います。 続きを読む
先日発売された「TURNS(ターンズ) VOL.23 2017年6月号」の連載のこぼれ話を少し。
参照:雑誌「TURNS」連載 第13回 「とよすと」瀬長明日香さんに「地域ブログを続けるコツ」について聞いてみた。 | 隠居系男子
豊洲で遊ぶ・働く・暮らすすべて人へ役立つ情報をお届けするウェブメディア「とよすと」には、コインロッカーの記事がなぜかたくさんあります。
その理由が個人的にとても気になったので、明日香さんに直接聞いてみました。 続きを読む
世の中の普遍的な真理だと言われているものや、誰かのありがたい言葉なんかを、最初からわかったフリして発信しない。
それよりも、いま自分が絶対に信じてやまないことを突き詰めて、心のどこかでそれが間違っているかもしれないなと思いながらも、飾らずにド直球にそれを発信していくこと。
参考:理想を追い求めている過程こそが、本当の答え。 | 隠居系男子
その間、おばさま・おじさまたちの心優しい助言は無視しましょう。(大丈夫、その助言が必要な場面では、勝手に脳内再生されます。)
常に自問自答し続けながら考えて、試行錯誤を繰り返した結果、徐々に徐々に実体験を通じて真理に近づいていく…。
その真理に近づいていく過程を、できる限りお客さんと一緒に楽しく共有し、体験しましょう。
今の時代においては、これが一番の方法だと僕は思います。 続きを読む
今の社会状況から考えると不思議だと思う方もいるかもしれません。
でも僕は、「人々が寛容で、精神的に豊かな社会」は必ずやってくると思っています。
皆が自分のことを承認してくれて、身分や育ち、学歴やコンプレックスから開放されて、誰からも差別をされることなく、受け入れてもらえる社会。
でもその時に人々は、気づくのだと思います。
社会が精神的豊かさを獲得してもなお、自分は幸せにはなれないのだと。 続きを読む
先日、「TURNS(ターンズ) VOL.23 2017年6月号」が発売されました。
今回の連載のテーマは、「地域ブログを続けるコツ」について聞いてみた、です。 続きを読む
常に自問自答しながら歩み続けること。
倫理観と誠実さを持ち合わせ、常に人柄よくあること。
浅く頷かないこと。
伝えたいメッセージは、オブラートに包むこと。
「広げる・刺さる・売れる」の違いを常に意識すること。
「今の自分の気分を体現してくれているもの」をつくり出すこと。
ちょっとした喜びと変化に気づけるようになること。
「健康で文化的な生活」を大切にすること。
脱兎のごとく全力疾走して、亀のようにクリエイティブすること。
「青くさいこと・泥くさいこと・はんかくさいこと」に積極的にチャレンジすること。
「実現できた!」という成功体験を「次のやりたい!」につなげていくこと。
転び方をアップデートしていくこと。
最良の生産者になるために、最良の消費者になること。
ものづくりの楽しさと喜びを大切にすること。
共通認識を持ち、自他共栄の精神を常に持ち続けること。
相手の関心事に関心を寄せること。
打ち合わせ後の1杯のコーヒーの時間を大切にすること。
あたらしい目線を与えてくれる人の声に耳を傾けること。
傾奇者を応援し続けること。
リモートワークを成功させること。
人の居場所をつくり出すこと。
「経営者にとっていちばん大切なのは、顧客ではなく社員である。」を肝に銘じること。
小回りがきくタイミングだからこそ、今の自分たちができることに意識を向けること。
チームに平均的な人は迎えないこと。
各々の最良の決断に辿り着くためのきっかけとなれるメディアをつくること。
どんな状況下であっても、自分たちが理想とする状態にあろうとすること、それを不断の努力によって保持しつづけること。
「暮らし」というテーマに人生を賭けること。
今年もそんな一年に、していきたいです。
昨日、長谷川さんのツイートを受けて、こんなツイートをしてみました。
DeNA問題もバッサリ。そして、たしかに!→“これからは、信頼できるメディアがお互いに組んで、信頼できるアドネットワークを共同で作り、それを買ってもらうようにした方が良いと思います。”/メディアとしての矜持を持て…インフォバーン
https://t.co/L3kiHR5wv0— 長谷川賢人 (@hasex) 2017年4月18日
今後この流れが加速してくるのは間違いない。その時に、過激なネタで煽ってPV稼いでいるメディアや、作り手の顔が見えないキュレーションメディアが避けられてしまうのは当然。メディアもブロガーも、今から蓄えておくべきは、過激さによる発信力じゃなくて、安心感による信頼なんじゃないかなあ。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年4月19日
昨日、こんなツイートをしてみました。
最近よくライターになりたいという人の話を聞く機会が多いんだけど、彼らの欲求は「ライターになりたい」というより「場所にとらわれず自由な働き方がしたい、SNSを活用して緩いつながりを形成したい」であって、それが一番実現しやすそうなのがライターだから、ライターを目指しているという印象。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年4月18日
つまり、ライター業界の仕事の多寡というよりも、テクノロジーと働き方の問題であって、テクノロジーがもっと発達して、働き方も多様化していけば、必然的にライターを目指す人の数も落ち着いてきそう。だから先に増やすべきは、理想の生き方を実現できる職種の数を増やすことなのかもしれないなと。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年4月18日
最近、立て続けに複数の人から「大企業は経験したことがないんだね」と言われる機会があったので、今日はそんな話から、少しコンプレックスの話をしてみようかなと。
このブログをいつも読んでくださっている方々はご存知かもしれませんが、僕はこれまで大企業を経験したことはありません。
中国の北京で働いていた時も、10人規模ぐらいの小さなベンチャー企業でした。
そのあとすぐにフリーランスとなって今の会社を起業したので、大企業経験はゼロです。
実家の両親も会社を経営していたのですが、何百人と社員がいるような会社ではありませんでした。
やっぱり自分の会社をこれから大きくしていきたいと考える時に、大企業を経験したことがないというのは、単純にコンプレックスです。
「新卒で大企業に就職しておけばよかったかなー」と思ったことも、1度や2度じゃありません。 続きを読む
自分にとって天職かどうかを見分ける方法、それは「その対象物のディティールが好きかどうか」なのかもしれません。
他人にとってはどうでもいい違い。
でも自分にとっては、そのディティールの違いこそが重要で、そんな違いを見つけたときに自然とテンションが上がってしまうもの。
その違いを見極めるために、自分の中でドンドンと解像度をあげていきたいと思えるかどうか。
自分にとっての天職を見極めるうえで、そんなことが大切なのかもしれません。 続きを読む
最近、とても共感してしまった発酵デザイナー・小倉ヒラクさんのツイート。
「激務をこなす」「人付き合いのストレスに耐える」行為は、ある種の男子にっては「成長のための必要条件」だと認知されているフシがあるが、多くの女子にとって「その苦痛、無視してると生理止まるし」というエクストリーム状態なので、やっぱり予定キャンセルしてお家でのんびりお風呂入るといいよ。
— 小倉ヒラク (@o_hiraku) 2017年4月10日
「悩みをみせる」という言葉を初めて知ったのは、たぶん学生時代に法律の勉強をしていたころ。
論文を書くときに、結論だけではなく、その結論に辿り着くまでの悩みを見せることも、時には必要だと教わりました。
何のためかと言えば、採点者に対してアピールするため、です。
何をアピールするのかと言えば、自分が導き出した結論は、この人の権利や利益と対立することもちゃんと理解してますよ、と伝えるためです。
だからこそ、結論だけではなく、悩みもみせなさい。そんな話だったかと思います。 続きを読む
昨日書いた話を、もう少しだけ続けさせてください。
こだわらない、違いを楽しむ。そして、興味を持つこと。 | 隠居系男子
結果的に全部「降りる」が正しい。それは間違いありません。
先人の皆さんも口を揃えて、そう言ってますからね。
でもね、それが正しいからという理由で、なんでもかんでも若いうちから降りちゃいけないとも思うんです。
最終的に辿り着く場所が「全てから降りる」だとしても、自分が今楽しみたいことが目の前にあるのであれば、それを全力で楽しむべきなのではないでしょうか。 続きを読む
昨日こんなツイートを見かけまして。
ぼくは、コーヒーから「降りた」。そのときそのときで、趣味人においしいのをご馳走されたり、インスタントを飲んだり、コンビニで買ったり、お店で味わったり、家で家人につきあったり…主体性を消した。 https://t.co/DqWubvGih2
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2017年4月10日
僕はまだ、降りるところまではいけてません。
だって、まだ若いから。ちゃんと楽しみたいと思ってしまう。まだまだ好奇心旺盛なんです。
でも僕も、こだわることはしないようにしています。
「違いがわかる」と「こだわる」は違うもんね。自分も、コーヒーに限らず、日本酒とかワインとか沼系の飲み物は絶対にこだわらないって決めてる。安いものから希少なものまで、その時々で違いを確かめながら、楽しんで飲むのが一番だと思ってる。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年4月10日
先日書いた洗剤の話もそうですが、何かをこだわり始めると、途端にそれ以外を受け付けない体になってしまいます。
だから、大切なことは、今目の前にあるものを全力で楽しむこと。 続きを読む
先日、下記の記事を読みまして。
「北欧、暮らしの道具店」を作った本:通信販売編『インターネット的/糸井重里』など3冊 – クラシコムジャーナル
この記事がとてもおもしろかったので、ここで紹介されていたピーチ・ジョン創業者である野口美佳さんの「男前経営論―ピーチ・ジョンの成功哲学」という書籍も読んでみました。
やっぱりこの本もすごくおもしろくて、非常に共感する部分が多かったので、このブログでも少しご紹介しておきたいなと思います。 続きを読む
1ヶ月ヨーロッパに行ってきた編集者が語る、企業における「サバティカル休暇」の必要性とは? https://t.co/fxgA7HjrpN @motokura_PR
— note(ノート) (@note_PR) 2017年4月6日
株式会社Waseiでは、「サバティカル休暇」をみんなで順番に取っていけるように努めています。
上記のリンク先にもあるように、編集者・立花は最近までイギリスに長期滞在していました。
「灯台もと暮らし」編集長・伊佐は今も世界一周の最中です。
参照:株式会社Waseiがリモートワークを成功させるために大事にしている3つの要素。 | 隠居系男子
「前例はないけど、やってみたい!」という理由から昨年度からチャレンジしてみました。
まだまだ経験は浅いのですが、この1年間で「サバティカル休暇」の重要性はとても良く理解できました。
きっとこの制度を導入する会社は、これからドンドン増えてくるのだと思います。今日はそんなお話です。 続きを読む
前例がなくても、本気でやりたいと思うなら、自分たちでやってみるしかありません。
何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら、本当にそれを形できた時は、この上ない喜びとなるでしょう。
そして、その喜びが「次のやりたい!」も、また実現できるという希望につながっていく。
あれができたんだから、これもできるにちがいない。というように。
その成功体験の繰り返しが、人やチームを一番成長させるのだと最近強く実感しています。 続きを読む
お散歩企画をやっていると、いつも思うんですよ。
あー、いつまでも学生さんに興味を持ってもらえるような存在でありたいなあと。
僕ももう社会人になってから6年目で、学生さんからしてみれば完全におじさんです。
そんな人間でも、会って一緒にお話してみたいって思ってもらえることは本当にありがたいことだなと。
ずっとこのブログでも書き続けてきているように、大学生が一番感度が高くて敏感な時期だと思います。
参照:大学生の感度の高さは尋常じゃないんだから、もっとそれを発信したほうがいいよというお話。 | 隠居系男子
そんな学生さんがいま何に対してどんな風に興味を持っているのか、というお話を聞けるのは、一番の勉強になるんです。
でも仕事柄、こんなタイミングでもないと、学生さんと二人っきりで小一時間も話す機会なんてないんですからね。
だから本当に貴重な時間をいただいているなと。 続きを読む
先日、数回ぐらいしかお会いしたことがないショップ店員さんから、丁寧なメールをいただきました。
はじめて接客してもらった時も対応がとても素晴らしくて、すごく印象がいい店員さんだなあと思っていたので、メールをもらった時はとても嬉しかったです。
内容自体はなんてことはない「新商品が多数入荷しました!」という入荷連絡メールだったのですが、メールでもしっかりと僕の目線に立った提案をしてくれていて、とてもスッと入ってくる手紙のような文章でした。
それに感動して、メールを受け取って3日後にはお店を訪れていました。
案の定、今回も接客が素晴らしくて、オススメしてくれたものをそのまま購入して帰ってきたのです。 続きを読む
先日、タイムラインでこんなツイートを見かけまして。
何かを成し遂げるために、ひとつのことを長い間やり続けていると、当然のように「俺はこんなことしていていいのか?」という疑問が頭をもたげる。投げ出すか?そんなときに必要なのは、忍耐でも根性でもない。ちょっとした喜びを見つける能力だ。やり続けることでほんの少し動いたものを発見する力だ。
— 柳澤安慶(二丁目ではヤナティ) (@ankeiy) 2015年12月12日
これがとても良い内容だなと思ったので、このブログでもご紹介しておきたいと思います。 続きを読む