最近よく思うのですが、消費者は必ず購入して所有しなければいけないんでしょうか?
たとえば、今にも消えてなくなりそうな伝統工芸品があったとします。
それがなくならないようにするためには、一般的には消費者が買い支えないといけません。
でも、手の込んだ商品ほど高額になるし、今の暮らしの中にも落とし込みにくいものが多い。リデザイン(リブランディング)にも限界があります。
「たとえそうであったとしても、その伝統工芸品に共感し、支えたいと思うなら購入して支えろ!」というのが今の当たり前であり、常識です。
しかし、現代の若者たちの収入が軒並み下がり続けている中で、購入し所有することを強要すること自体がナンセンスだなあと、僕なんかは思うのです。 続きを読む