先日、とある地方自治体の方と雑談していたときに、最近の若者の移住状況について聞かれました。
いつも通り「もう若者は移住先で骨を埋めるつもりはないんです。それよりもその土地の関係人口になりたいと望んでいる。」と説明しました。
参照:【メモ公開】青森県上北地域でこれからの「移住」についてお話してきました。 | 隠居系男子
そうしたら、「そうは言っても、役場としては移住者“数”が増えてもらわないと困る。」と言われてしまいまして…。
この返しを受けた時に、個人的には結構ビックリしちゃったんです。
若い人たちのライフスタイルがどんどん変化する中で、「一箇所に骨を埋める覚悟なんて持てない」とみんなが口を揃えて言っているのに、「いや、それだと役場が困ってしまうから、関係人口じゃなくて、ちゃんと定住してくれ」ということなのでしょう。
ものすごく反応に困ってしまったのですが、「定住ではなく、関係人口でも成り立つ役場の“仕組み”を考えるしかないんだと思います。」と、そのときはお伝えしておきました。 続きを読む