このブログではもうお馴染みの小倉ヒラクさんが先日こんなツイートをしていました。
読者の本を手に取る動機が、新しい世界に踏み入るきっかけや著者の世界観への応援だとすると、自前のコミュニティをもたない出版社は存在意義を無くしてしまう。知識の「カタログ商社」から、面白い世界の面白い人が集う「コミュニティ」にならないと本を読者に届けることができなくなりそうです。
— 小倉ヒラク (@o_hiraku) 2018年9月3日
自分で本を出してみてビックリしたのが、出版社が自分たちの本の読者の実態を把握していないことでした。取次の流通に頼るので自分のお客さんの姿が見えない。その逆は青汁みたいな健康食品メーカー。彼らは商品よりも顧客情報のほうが最大の資産であることをよく知っています。青汁はスゴいよ…!
— 小倉ヒラク (@o_hiraku) 2018年9月3日
つまり僕が言いたいことはだな。
自分のつくっているものは誰の役に立っていて、それはどれくらいの人数でどんな人達なのか?という「コミュニティのポートフォリオ」こそが最強の資産だということ。自分が誰と関わっているのかを見失わなければ、外の大きなものに振り回されなくてすむ。— 小倉ヒラク (@o_hiraku) 2018年9月3日
この一連のツイートは本当にそのとおりだなと思いました。(一部抜粋なので、他のツイートもぜひ合わせて読んでみてください) 続きを読む