トークイベントに参加するのは、まとまった考える時間を確保するため。

ここ1ヶ月ほどで、自分たちが主催するイベントだけでなく、様々なトークイベントに参加者として参加してきました。

参加して書いてみたブログが以下です。

人は関係性がない人の話を聞かない。作り手と受け手の関係性づくり、その重要性。 | 隠居系男子

いつもの読者さん(ファン)に「楽しみです!」と言ってもらえるスポンサードコンテンツをつくり続けること。 | 隠居系男子

僕が最近一番おもしろい「場」だと思った空間。 | 隠居系男子

トークイベントに参加する意義みたいな話は定期的に話題にあがりますが、僕自身は、気になるテーマのトークイベントであればドンドン参加してみるべきだと思っています。

その理由はタイトルにもある通り、トークイベントはまとまった考える時間を確保するためだから。

今日はそんな話を少しだけ書いてみようと思います。

トークイベントに参加している間は、そのテーマについてひたすら考える。

「本当にそのトークの内容に1〜2時間分の価値はあるのか?」

「聞きに来たけれど、内容が全然おもしろくなくて、つまらなかった!」

などなど、トークイベント自体を疑問視する声も確かに一理あると思います。

しかし、これだけ時間が細切れになっている現代において、まとまった考える時間を確保することが難しいのも事実。

ある種、半強制的に聞き続けなければいけないトークイベントのようなリニアな空間で、まとまった“考える時間”を確保することはとても有意義なことだと思います。

参照:バイラルメディアに対する違和感の理由と、”親近感”というハイコンテクストの可能性。 | 隠居系男子

その時間内の間は、そのトークテーマについてひたすら考える。

登壇者の発言や当日の内容は、あくまでそのフックであり、キーワードをもらっているような感覚で。

「もし自分が登壇者側だったら、今この瞬間に何を話すのか?」そんなことを常に考えながら、参加してみることが大切だと思っています。

最後に

映画のような自らが受け身になるエンタメ空間であれば、コンテンツ自体がおもしろいかどうかはとても重要な要素だと思います。

しかし、自ら能動的に参加する“打ち合わせ”のような空間であれば、おもしろかったかどうかは判断しないと思います。

だからこそ、そのトークテーマについて、いまの自分が1〜2時間考える価値があると判断すれば、行く前から満足感はすでに担保されているというのが僕の持論です。

逆に言えば、今の自分にとって考える必要がないテーマであれば、どれだけ登壇者側が豪華で、内容がおもしろいものだとしても、時間がもったいないので僕は参加しません。

「鳥井さんは、なぜトークイベントにお客さんとして参加するんですか?」と人から聞かれることも多かったので、その理由をこのブログにも書き残しておきました。

いつもこのブログを読んでくださっている方々の何かしらの参考になれば幸いです。

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