どうも鳥井(@hirofumi21)です。
以前このブログで「”女性性”の時代。」という記事を書いたことがありましたが、今日はその続きみたいな話です。
イベント「GIFT Talks x 秋田美人」に参加して。
「会える秋田美人」として、かつて秋田市の繁華街を賑わせていたあきた舞妓を復活させ、観光資源として活かすことに挑戦されている株式会社せん代表・水野千夏さんさんが登壇する「GIFT Talks」というイベントに昨日参加してきました。
彼女のエピソードについては、ブログータンでもいつもご一緒している西村創一朗さんのインタビュー記事や、ライフハッカーなどに詳しく書いてあるのでそちらをどうぞ。
【Around88’s】「秋田美人」をビジネスに。型破りな「里帰り起業家」水野千夏さんがスゴい。 | Now or Never
ひたむきな行動力と発見力で事業を編む:秋田で「舞妓」を復活させた、若き女性起業家の転機 | ライフハッカー[日本版]
「共感力」は圧倒的に女性のほうが優れている。
さて、今は共感の時代。そして共感力で言えば、共感する側もさせる側も女性の方が圧倒的に優れているというのは、多くの方が納得してくれるところだと思います。
しかも、今の20代の女性の何がうまいのかといえば、幼いころからSNSを日常的に使いこなしてきているためか、共感の勘所を肌感覚として理解してしまっているところ。(SNSで何が一番重要かと言えば、やはり共感を得ることですからね。)
彼女たちは、「自分の見られ方」を知っている。それは時に“したたか”でもあります。コミュニケーションの間合いが絶妙で、懐に入るところはしっかりと懐に入りますが、一方でスルーするときは華麗にスルーする力も身につけている。
20代の女性は「共感ネイティブ」。
つまり、今の20代女性は「共感ネイティブ」みたいなところがあるのだと思います。その処世術を生きながらにして学んできた世代。
特に昨日お話を聞かせてもらった水野千夏さんは、その共感力が圧倒的に優れていて、周囲の巻き込み方がとてもうまい。
自分の強みも弱みもしっかりと客観的に理解していて、その見られ方を知っているので、なんというか隙がない。いや、正しく言うと隙はいっぱいあるのです。あるのですが、その隙さえもまた次の共感を生む仕掛けになっている。
近いところで言うと、雑誌の専属モデルでもなく、路上スナップでもなく、読者モデルみたいなそのバランス感覚が絶妙なのだろうなと。
以前、ストリートはインターネットに移行したという内容の記事を書いたことがありますが、まさにSNSをきっかけにして生まれた、この「共感の時代」というストリートを地で行く人なんだろうなぁと感心させられました。
参照:原宿の動画にみる、過去のカリスマの弊害と、ネット上に存在する「架空都市・東京」 | 隠居系男子
男が「共感力」を高めようとしちゃいけない。
そんな中改めて思いましたが、この「共感の時代」におじさまたちが彼女たちのような世代に勝てるわけがない。共感型の部分に関しては、男は完全にサポートする側に回った方がいいなと。
この共感モデルを男が実践しようとすると、言葉選びがなかなか難しいのですが、途端に女々しくなるんですよね…。なんだか無駄にナヨナヨとした印象になってしまい、気持ち悪くなる。(※あくまで僕の主観です)
絶対に男がやっちゃいけないというわけじゃないけれど、やっていい人は女性性を兼ね備えた極一部の人たちに限られているとは思います。
やっぱり男性の場合は、志しを掲げて、その志しに惚れさせるぐらいのほうが、見ている方としても清々しく感じられますし、純粋にかっこいいと思います。
ここも、いつも書いているように適材適所ということなのでしょう。1から10まで何でもかんでも「俺が俺が〜」と出て行く時代はもう終わったということなのでしょうね。
最後に
水野さんは同じ年齢で地域で活躍する起業家さんということで、これからも期待していますし、応援していきたいと思いました。
以下の13話に分かれている動画もとてもおもしろいので、ぜひ興味がある方は観てみてください。
株式会社せん 代表 水野 千夏さん|キミハツ -働くキミをハツラツに-|オロナミンC|大塚製薬
そして最後になりましたが、こんな素晴らしいイベントを企画してくれた「まちづくりGIFT」の皆さんにはとても感謝しています。また機会があれば、是非参加させてもらいたいと思います。
それでは今日はこのへんで!
ではではー!