コラムニストはウェブメディアに新しい風を吹き込んでくれる人々。 #ブロフェス2015 の補足。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日、2015ブロガーズフェスティバルが開催されました。

僕は第3セッションで、紫原明子さん、ファーレンハイトさんと一緒に「これからの個人とブログとメディアのつながり」というテーマでお話したのですが、今日はその補足記事です。

昨日のトークの内容に関しては、以下の記事をご参考ください。

#ブロフェス2015 に参加して感じた「体験を書くこと」の大切さ | ALPHA LABEL

ライターとコラムニストの違い。これからどんな”書き手”が求められるのか #ブロフェス2015 | サラシボ。

何になりたいかじゃなくて、何をやりたいかが一番大切。ブロガーズフェスティバルに行って思ったこと。 | ふくと’s BLOG

【イベント】ブロガーズフェスティバル2015に参加しました。 : アラサーライター吉原由梨の 「ようやく大人 まだまだ女」

ブロガーズフェスティバルでの紫原(家入)明子さんのことばから文章と音楽について考えてみる | やよこぶろぐ

手帳の勉強会を開催する!メディアを作る!コラムを書く!と決意した一日! #ブロフェス2015 | 藍玉スタイル

ブロガーフェスティバル2015初参加で提示された3つのネクストステージ – 太陽がまぶしかったから

いろいろな「属性」を知りたいと感じたブログ日和 – ぐるりみち。

コラムニストが胸のうちで「膨らませている」もの #ブロフェス2015 あとがきにかえて – My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

(今後、僕らのセッションに関するブログ記事が上がってきたら、順次ここに追加させてもらいます。書いてくださった方は、Twitterなどでご連絡もらえると嬉しいです。)

コラムニストやエッセイストの需要が高まっている。

僕が代表を務める株式会社Waseiは「灯台もと暮らし」の他にも、某食品メーカーと某化粧品メーカーのオウンドメディアの運営やコンテンツ制作を行っているのですが、日夜その業務をこなしながら思うのは、「やっぱりコラムニストやエッセイストの存在がドンドン大きくなってきているなぁ」ということです。

これまでの紙の雑誌では、最初のコンセプトづくりが何よりも重要でした。その媒体のコンセプトがまずあって、そこにドンズバな人たちをコラムニストとして呼んできて、媒体のコンセプトを体現させることが何よりも重要だったわけです。

しかし今のウェブメディアは、最初のコンセプトよりも、そこからどうやって試行錯誤を繰り返しながら、読者の方々の反応はもちろん、時代の変化や、運営している自分たちの気持ちの変化に対しても敏感になりながら、更に良くしていくことができるのか、その「変化」の方が俄然重要になってきていると思うのです。

その時に、媒体に合ったコラムニストを見つけてくることが非常に重要になってきます。

下記の記事でイケダハヤトさんも書いているように、「クライアントの要望を実現すること」を生業としているライターさん以上に、自身の強みを持っているコラムニストやエッセイストの役割がドンドン大きくなっていくわけです。

参照:「ウェブライターを目指しています」「え?それ、つまんない仕事ですよ」 : まだ東京で消耗してるの?

媒体とコラムニストがコラボしている感覚。

なぜなら、コラムニストやエッセイストの方々というのは、メディアに新しい風を吹かせてくれる人々だからです。

常に変化し続けていくことが求められているウェブメディアにとって、しっかりと自身のファンを持っていて、媒体の色に合わせて自身の強みを活かしながらコラムを書ける人というのは、非常に重要な存在となってきており、これからのウェブメディア(ウェブマガジン)業界では引っ張りダコの存在になっていくでしょう。

媒体側が何か明確な答えを持っていて、それを実現するために発注するのではなく、新しい何かを求めて「媒体とコラムニストやエッセイストがコラボしている感覚」と言えばわかりやすいでしょうか。

そしてこの流れが更に加速していけば、書き手とメディア企業の立場逆転も起こってくるはずだと思っています。

個人がメディア化していき、企業よりも存在感が増してきて、ひとりの個人が一企業とどんどんコラボしてメディアを作っていくようになるのだろうなぁと。その先進的な事例がクックパッド×松浦弥太郎さんの「くらしのきほん」なのでしょう。

最後に

ウェブで文章を書いて生きていきたいという人は、こんなことも視野に入れながら活動してみると良いのではないでしょうか。

最後に、「自分はブロガー経由からエッセイスト・コラムニストになりたい!」という方は、10月23日(金)19時から放送予定の、明子さんのschooを観ることを強くオススメしておきます。

愛されるWebライティング -インターネットで読まれる表現力の高い文章の書き方 紫原 明子 先生 – 無料動画学習|schoo(スクー)

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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