どうも鳥井(@hirofumi21)です。
先日発表されたdocomoの新料金プラン。ネット上では色々と物議を醸し出していますが、僕もそのあまりの時代錯誤感に驚かされました。
でも、そのおかげでひとつ確信に変わったことがあります。
それが、「今年、MVNO SIMカード(通称格安SIMカード)の普及元年になる」ということ。
大企業の迷走のおかげで、小さな企業が大躍進を遂げられるということは、歴史をみてきても明らかです。まさに今はその兆しが見え隠れし始めているところ。今日はそんな話を少しだけ書いてみようと思います。
docomoの新料金プランとは?
さて、今回のdocomoの新料金プランですが、細かく説明し始めるときりがないくらい複雑なので、まずは以下の動画を参照してみてください。
このブログでは最早お馴染みのモバイルプリンスが、非常にわかりやすくまとめてくれています。
テキストで読みたいという方は以下の記事をどうぞ。
参照:ドコモ「カケホーダイ」の狙い──値上げになるケースも? (1/2) – ITmedia ニュース
主な問題点を3つ箇条書きにすると…
・料金体系が複雑で非常にわかりづらい。
・「データ通信」全盛時代に、「電話料金」を重視している。
(電話あまりしない・パケット重視の人たちが一斉に値上げ。)
・家族内でシェアさせて、MNP移転しづらいようにしている。
という感じです。
docomoの複雑怪奇な新料金プランのおかげで、MVNOが流行る!
第65回の「スマートフォン王国!!」の中で、モバイルプリンスも言っていましたが、「docomoのspモード(キャリアメール)が使いづらかったおかげで、LINEが瞬く間に普及したのと同じように、今回の複雑怪奇な新料金プランによってMVNO SIMカードが普及するかもしれない」と。
僕も間違いなくそうなると思います。
こんなにわかりやすい“搾取構造”をみせつけられて、全員がそこに留まり続けるはずがありません。だったらもっとシンプルでわかりやすく、自由度の高い方へ移りたくなるに決まっています。
以前書いた「MVNO SIMカード時代到来!月額1900円の「みおふぉん」でもう十分!」という記事の中でご紹介したように、MVNO SIMカードでも、090もしくは080の電話番号を得ることが出来るプランは既に始まっています。こうなってくると、もう大手通信キャリアと遜色ありません。
参照:もちあるいてなんぼ。: hi-ho、音声通話プランを発表!
今後docomoの新料金プランを上手くやりくりすれば、同じような価格で運用できるようになるのかもしれませんが、こんな複雑な契約体系では、精神衛生上も良くありません。搾取されている感がハンパない。
もう、大手通信キャリアのこんな複雑怪奇な契約体系からは抜けだして、はやくシンプルでわかりやすい方へ移動した方がいい。でなければ、もっともっと抜け出しづらく変更されていくのは目に見えていますからね。
今後どのような組み合わせて、運用するべきなのか。
さて、それでは今後はどのように通信費を運用していくのが、賢い運用方法になっていくのでしょうか。
僕の考える最善の方法は以下です。
・シムフリースマホ+MVNO SIM(みおふぉん・hi-ho)
・モバイルWi-Fiルーター(イー・モバイル・WiMAX)
・公衆無線LANサービス(Wi2)
これで月額の合計が6,000円ぐらいになります。家の固定回線も引かなくて済むので、データ通信費はこれで全て収まると考えればかなり安い方です。
今後、2020年に向けてもっと公衆無線LANのサービスが普及して快適になってきたら、モバイルWi-Fiルーターをなくすこともできるかもしれません。
こうやって、物理的・精神的・契約的にもどんどん身軽になっていかないと、ドンドン身動きが取りづらくなっていくと思います。
最後に
以前も書きましたが、今後データ通信は「定額制」から、更に「重量課金制」に舞い戻っていくはずです。
参照:MVNO SIMカードの選び方と設定、そして格安以外のメリットとは!? | 隠居系男子
そのように考えてみても、今年が「MVNOSIMカード元年」になることは間違いないでしょう。
そして、皆がもっとこのSIMカードの存在を知って普及に拍車がかかれば、複雑怪奇に変更されていく大手通信キャリアとは対局の、更にわかりやすくて使いやすいSIMカードが誕生していくでしょう。
「Yahoo!」のポータルサイトから、「Google」の簡素な検索画面に皆が移っていったように…。これからの時代はMVNO SIMカードを選ぶのが得策だと思います。
参照:MVNO SIMカードでケータイ料金を格安にする方法!海外組にもオススメ! | 隠居系男子
それでは今日はこのへんで!
ではではー。