熊本の黒川温泉と、福岡の博多を訪れました。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先週の土曜日から、「灯台もと暮らし」編集者の小松崎、くいしん、そしてこのブログにも何度か登場したことのあるシモツくん、フリーライターの石川さん5人で九州の熊本と福岡へ行ってきました。

最初の動機としては、昨年秋に戸隠に暮らす栗原さんを訪ねる企画がとてもおもしろかったので、今年の夏も同様の企画をやりたかったからです。

参照:柏手が上手な人に憧れる。 | 隠居系男子

そんな時にたまたま、福岡出身のライターである石川さんと話が盛り上がり、今度は石川さんの地元である福岡に訪れてみようということに。

その時ちょうど、ジモコロの柿次郎さんから、ジモコロさんが主催する「熊本震災支援イベント」に誘われたので、これは丁度いい機会だと思って、男だらけの九州弾丸ツアーを決行することにしました。

今日は、この「熊本震災支援イベント」で訪れた、熊本の黒川温泉で感じたことを少しだけ書いてみようかなと思います。

ジモコロ主催 熊本震災支援イベントに参加して印象に残ったこと。

今回の企画についての詳細は、イベント告知記事や、参加した方々のツイートをたくさん読むことができるハッシュタグを追ってみてください。

【熊本震災支援イベント】黒川温泉に100人集めて「お金を落として」「情報発信しよう」 – イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

個人的に今回のツアーで一番印象に残ったことは、「黒川温泉街が一つの大きな温泉旅館として楽しめること」でした。

僕も訪れてから初めて知ったのですが、黒川温泉は街全体を、旅館の客室と廊下であると捉えて、黒川温泉にある旅館さんが皆で協力して、温泉街全体の街づくりに力を入れているようです。

オープニングイベントでは、それを「運命共同体」と定義していました。

3つの旅館のお風呂に入ることができる入湯手形。

そして、この取り組みのひとつの具体的な施策となっているのが「入湯手形」という取り組みです。

黒川温泉で売られている入湯手形を購入することによって、自身が宿泊している旅館以外の三つの旅館の温泉に入ることができます。詳しくは下記のリンクを読んでみてください。

参照:入湯手形とは?|黒川温泉観光旅館協同組合

実際に僕らも、この手形を使って、黒川温泉街にある変わり種お風呂や、開放感のある露天風呂など、幾つかの旅館さんのお風呂に浸からせてもらいました。

1回の旅行でこれだけ傾向が違うお風呂を楽しむことは、とても貴重な経験でした。

若者が楽しめる、黒川温泉街。

ここまで読んできてくれた方の中には、「せっかく温泉に行ったのだから、色々な旅館をまわってお風呂にはいるのは、忙しないのでないか?」と思う方もいるかもしれません。

でも、僕らのような、温泉街への旅行であってもある程度アクティブに楽しみたいと考えている若い世代にとってみれば、これはとても楽しい取り組みです。

温泉街には旅館の他にも、おみやげ屋さんや地酒屋さん、ご当地スイーツなどを楽しめるお店などもあり、黒川温泉は、若い世代こそ楽しめる温泉街なのではないかと思いました。

仕掛ける人たちの感性が若いことが何よりの強み。

じゃあなぜこのような企画が、黒川温泉から生まれてくるのでしょうか?

それは、やっぱり「人」なんだと思います。黒川温泉を盛り上げようと動いている方々は、良い意味でかなり前のめりな方々ばかりだったと記憶しています。

現場で働く方々はもちろんのこと、それを統括して支える熊本県南小国町の町長さんも、とても積極的に彼らの取り組みを応援していました。

以前からこのブログで何度か書いてきましたが、地方を盛り上げていくためには、仕掛ける側にも行政側にも「この町をもっと盛り上げていきたい!」という強い意志が必要です。両方が揃っていないと、絶対に成功しません。

参照:責任を取る人と、チャレンジする人。 | 隠居系男子

そういう意味では、きっとこの南小国町もこれからドンドンとおもしろい仕掛けや企画が生まれてくるのだろうなと思います。

今回のジモコロさんが主催するツアーが町の全面バックアップのもと実施されたことが、何よりもその証拠だと思います。

黒川温泉、そして熊本県南小国町のさらなる発展がこれから楽しみです。

最後に

冒頭にも書いた通り、今回の九州弾丸ツアーでは熊本の後に福岡にも行ってきました。

福岡も、熊本県南小国町とはまた全然違い、「都市」という意味でとても興味深くおもしろい街でした。

ただ、今はその言語化がとても難しいなと感じています。。

キーワードは、すでに多くの場所でも語られているように「コンパクトにギュッとまとまっていること」そして「市街地から空港までがとても近いこと」だと思います。

さらに、僕が2日間街歩きしながら思ったのは、福岡に暮らす人々が福岡の街や歴史・伝統を愛し、福岡に住むことに対して今もしっかりとプライドを持ち合わせていることだと思います。

これは東京に限らず、他の日本のどの大都市圏でも持ち合わせていない、とてつもなく大きな強みだと感じました。

福岡は福岡で、これからの暮らしを考える上で、改めて注視していきたいなと思います。

またうまく言語化できるようになってきたら、このブログにも書いてみようと思います。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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