どうも鳥井(@hirofumi21)です。
昨日、こんなツイートをしました。
神保町周辺に行くたびに「このあたりにオフィスを構えていれば、そりゃ電子化やネット化にためらうのも無理ないなぁ」って思う。それぐらいあの街は紙の哀愁が漂っていてかっこいいし、風情がある。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2014, 12月 11
紙の哀愁が漂う街、神田・神保町エリア
以前、神田から神楽坂まで歩いた時にも同じことを感じて、その時はちょうど神田古本まつりがやっているときでした。
道沿いに驚くほど多く古本が並べられていて、たくさんの人が訪れており、とても活気のある雰囲気。
古本といってもブックオフとかで売られているような本ではありません。本当に年季の入った本ばかりです。裏表紙をしっかりと見たわけではないのでわかりませんが、大正とか昭和初期に出版された本も平気で並べられているんだろうなぁという印象です。
思わず手に取ってしまいたくなるような昔の雑誌なども多く並べられていました。
やはりこういった光景を見せつけられると「人に薦められた本以外、今後購入する本は全て電子書籍にする!」と宣言している自分でさえも、ついつい胸をときめかせてしまいます。
意見が合わない人の“拠点”へ行ってみて、初めてわかること。
「都会と地方」や「テレビとネット」など、普段から触れているモノが全く異なるとわかっていれば、そもそも違うモノを見ている人間同士だから理解し合えなくてもしょうがないと思います。
しかし、出版社の方々はそうじゃない。同じ東京に住み、同じようなガジェットを使い、同じようなSNSを使いこなして、同じようなメディアやニュースに触れている人たち。
だからこそ、ついつい自分と同じような景色を見ていると思いがち。しかし、彼らの“拠点”に一歩足を踏み込んでみると、日々目に入ってくる生の情報は全く自分と異なるのだと、行ってみて初めて思い知らされるわけです。
どこに住み、何を眺めるかによって、知らず知らずのうちにその土地固有の価値観が自分の中に形成されてしまう。
あ、そういえば神戸に訪れた際に感じた「神戸ファッションの違和感」も似たような話でした。
参照:神戸ファッションの「重厚感」と神戸の街並みを歩いてみて思うこと。 | 隠居系男子
最後に
相手の目には何が映っているのか、それを見にいくというは非常に大事なことです。
それと同時に自分にも無意識に影響を与えるからこそ、どこに拠点をおいて生活や仕事をするのかも、非常に大切なことなんだよなぁとこんな文章を書く度に強く思います。
皆さんも、「この人とは年齢も近く情報収集の方法も似ているはずなのに、なぜか意見が合わないなぁ」と思ったら、ぜひ相手の“拠点”を訪ねてみてください。
「あー、だからか!」と腑に落ちる所がきっとあると思いますよ。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!