やっぱり、メモはとらない方がいい。

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どうも鳥井(@hirofumi21)です。

以前こんな記事を書きました。

参照:メモはとるべきか、とらないべきか。 | 隠居系男子

この記事を書いてから三ヶ月、「やっぱりメモはとらないほうがいいのかもしれないな」と最近思い始めたので、今回改めてメモについて考えてみたいと思います。

photo credit: Olivander via photopin cc

メモとはなにか。

まずは前回の復習から。

メモと一言にいっても、一般的に言われる「メモする事項」というのは多岐に渡ります。

その中でも大きくわけて二つのパターンが存在し、一つはスケジュールや伝達事項など「間違ってはいけないモノ、自己が責任を負っているモノ」です。

もう一つは、アイディアや感動など「自分の内から溢れ出てきたモノ」であり、対“相手”が存在するわけではなく、その使い方は自分次第というモノです。

詳しくは、ぜひ前回の記事「メモはとるべきか、とらないべきか」を読んでみてください。

アイディアはメモとして残さない。

前回の記事で僕は「小さなアイディアでもメモとして残しておく」と書きましたが、最近は立場を変えて、アイディアはメモとして残さないようにしています。

「アイディアはドンドン出して、ドンドン忘れていく!」これを心がけています。

その理由は、「メモとして残しておくと、どうしてもそちらに引っ張られてしまう」からです。

特に、今の自分の考えや思考に自信がない時ほど、過去の自分が残したモノに頼るようにになってしまいます。

「今の自分の考え<過去の自分の考え」となってしまうんですよね。

日々新しいことを学び、成長しているのだと考えれば、「今の自分>過去の自分」となるはずにも関わらず、未来に対する不安や恐れなどからこうやって過去の自分にすがろうとするのは、どう考えても不健全極まりないです。

忘れたくても忘れられないようなモノをカタチにしていくべき。

前回、秋元康さんを例に出して書きましたが、本当に自分にとって大切なアイディアや感動と言うのは、忘れません。

むしろ、忘れたくても忘れられない。

そんな「忘れたくても、忘れられないようなモノ」を僕らはカタチにしてくべきなんではないでしょうか。それこそまさに“直感”のようなもの。何の根拠もないのに、絶対にイケる!と自信に満ち溢れているようなもの。

そもそも、これだけ情報が溢れるようになってしまった現代の世の中では、全てのことにバランスよく興味関心を抱くようにしよう!というのは、もう不可能です。

だったら、捨てる勇気、きっぱりと諦める勇気、やらないことを決断する勇気のほうが、本当に“直感”をカタチにするための近道となっていくんではないでしょうか。

最近は、そんな風に考えるようになり、メモはほとんど取らなくなってしまいました。

アイディアはフローの中で消化させる。

ただ、頭の中で浮かんだものをメモというカタチで残しておかないと、なんだかモヤモヤした気分になります。

たぶん人間という生き物は、自分の頭の中に閃いたことを何かしらの行動に落とし込まないと落ち着かない生き物なんだと思います。これは皆さんにも心当たりがあるはず。

そこで、僕が考えだした対処法としては「フローの中で消化させてしまう」ということです。

メモとしては蓄積させない方がいい。ただし、フローの中でアウトプットすることにより行動に落としこんでしまうんです。

一番いい方法としては、人と会話する中で、軽く話題に出してみるということ。その中で広がりをみせたモノは更に深めてカタチにしていけばいいですし、特に興味関心を抱かれなかったようなものは、ドンドン流してしまいます。

Twitterのような、ネット上にフローでログを残していくようなウェブサービスを活用してみてもいいかもしれません。

こうやって常に川の流れのように、自分の内から溢れ出てきたモノをフローの中に置いていくことが、小さなアイディアと向き合う上で一番健全な姿かなと最近は思っています。

最後に

今回の結論も、もちろん暫定的なものです。

また、3ヶ月もしないうちに、考えが変わってくるかもしれません。しかし、今のところこれが一番心地よく、一番上手にメモやアイディアに向き合えているような気がします。

また、何か新しい発見があったら、メモの話の続編として今後も書いていきたいと思います。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

鳥井弘文

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