ベキ論に惑わされず、自分たちの頭でゼロから考えてみると、道は自然と拓ける。

どうも鳥井です。

先日こんなツイートをしました。


「答えがない時代には、このやり方ほどもろいものはありません。」

じゃあ、どうして自分たちの頭でゼロから考えることが大切なのか?

僕がダラダラ説明するよりも、最近読んだNewspicksの編集長・佐々木紀彦さんの『日本3.0 2020年の人生戦略 (幻冬舎単行本)』という書籍の中で、ドンズバで書かれていたので、それを少しだけ引用しておきたいと思います。

経済がぐんぐん伸びて、何をすべきかが明確な時代に有効なのは、お手本をみつけて、それをスピーディかつ徹底的に真似ることです。みなが一丸となって、しゃにむに働くことです。そこでは知的な議論は無用で、猪突猛進の体育会系が重宝されます。意見の多様性は邪魔になるだけです。

だが、「答えがない時代」にはこのやり方ほどもろいものはありません。間違った方向に進んでも、修正が利かないだけにダメージが大きくなります。

正解が頻繁に変わる、もしくは、正解がない状態では、多様な意見をぶつけ合わせ、何らかの仮説を作り出し、それを実行し、成功すればさらに資源を投入し、失敗すれば、再び意見をぶつけて新たな仮説を生み出しそれを実行する。そのフィードバックのプロセスをいかに速く、的確に行えるかによって、ビジネスでも、政策でも、個人の人生でも、勝負が決まります。

最後に

多様な意見をぶつけ合わせた上で、自分たちでゼロから考え抜いて、そこで得られた仮説を実際にドンドン実行してみる。

それをいつも自分たちで棚卸しをしてみて、その効果を検証し、また次の仮説に活かしていく。

これ以上に大切なことってありません。

佐々木さんが書いているように、ビジネスでも、地域の政策でも、個人の人生でも、本当にこれで勝負が決まると思います。

会社を立ち上げてそろそろ2年半を経過しようとしていますが、今の自分がこれまでの経験を通して堂々と言えることは、このことに尽きます。

このブログをいつも読んでくださっている皆さんにも、何かしらの参考になれば幸いです。

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それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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