コミュニティと二次流通の関係性。

最近ぼんやりと考えていることがありまして。

それが「コミュニティと、二次流通の相性っていいのかもなあ」ということ。

既存の二次流通は「商品そのものの価値」でしか判断されない。

今のオンライン上の二次流通って、メルカリやヤフオクのような不特定多数の人々を対象にした市場しか存在しません。

そこでの商品の価値は「商品そのものの価値」でしか判断されない。(商品の希少性や商品の状態など)

でも昨日も書いたとおり、商品そのものの価値で判断されなくなってきた今、もっとあたらしい二次流通の在り方が求められているんじゃないのかなあと。

参照:新しいネットとリアルの使い分け。これからの小売の在り方を考える。 | 隠居系男子

商品価値以外の価値も考慮された二次流通の可能性。

単純に、今の自分が納得できる二次流通の形がネット上に存在しないということも事実です。

しかし、現実社会に目を向けてみると地域のマルシェだったり、趣味趣向が近い人達が集まるフリーマーケットだったり、商品の価値以外の価値も考慮された二次流通は確実に存在する。

じゃあ、このような二次流通のオンラインコミュニティ版というものは十分にあり得るだろうなあと。

「気持ちよく手放すこと」を重要視する人が増えてきた。

あとは、最近「気持ちよく手放すことの重要性」に多くの人々が気が付き始めてきている印象があります。

参照:モノを長く大切に使い続けるべきは本当か? | 隠居系男子

そうするとやっぱり「どうやって手放すか?自分にとって納得感のある手放し方とは何なのか?」ということが非常に重要になってくる。

手放すという言い方に違和感がある人は「受け継ぐ」という言い方でもいいかもしれません。

家族の形見や、嫁入り道具なんかに近いイメージですかね。

それを、もう少し大きなコミュニティ単位で成立させていくような。

もちろん同様の理由から、そもそも所有をしないシェアサービスとコミュニティの相性も非常に良いと思います。

最後に

昨年末あたりから急速に高まり始めているコミュニティ熱。

これからコミュニティが各所で乱発してくことを考えると、二次流通の在り方やシェアサービスの在り方もドンドン変わっていくだろうなあと。

その時にどんな形式が適しているのか、最近はそんなことを日々考えています。

いつもこのブログを読んでくださっている方の何かしらの参考になれば幸いです。

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