昨日、こんなツイートをしてみました。
小さな経済圏っていうと、中央集権型の小さな自治体(市や町のようなもの)を想像すると思うんですけど、僕は100人から多くても300人規模ぐらいの小さなコミュニティの集合体になるような気がしているんですよ。それはちょうどそれぞれの「集落」の集合体が◯◯地区と呼ばれるようなイメージに近くて。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年2月20日
具体的に何が異なるのかといえば、きっと大きな中央は存在せず、それぞれのつながりの強度が異なるのかなと。コミュニティ内のつながりはそのコミュニティ内のリーダーを中心として、ある程度「強いつながり」なんだけど、それぞれのコミュニティ同士は「弱いつながり」で連携しているというような。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年2月20日
だから僕は、将来的に必ず100名規模になるだろうなと予測されるコミュニティに同時並行的に携わっていくスタイルに変えました。自社(もとくら)を中心とした数千~数万人規模の小さな経済圏も最初はあり得るかなあと思っていたのですが、どう考えてもそれは健全ではないし、在りたい姿に反するから。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年2月20日
小さな経済圏の在り方を考える。
上記の一連のツイートは「小さな経済圏」の在り方の話。
だから、この話にピンときてくれる人っていうのはきっと「小さな経済圏」がこれから当たり前になっていくことをしっかりと理解している(信じている)人たちだと思います。
「そもそも小さな経済圏ってなに?」とか「本当にそんな時代が来るの…?」って疑っている人には、あまりしっくりこない話かもしれません。
コミュニティは小さな経済圏の基盤になる。
最近ぼくがコミュニティ、コミュニティってしつこく言っているのは、「人と人とのコミュニケーションが大事」とか「あったかい空間が大切」とか、そういう小学校の道徳みたいな話をしたいわけじゃないんです。
昨今のコミュニティ論に対して「内輪ネタだ!」とか「馴れ合いだ!」とか、否定的なスタンスの人たちが増えてきていることも重々承知しています。
僕もどちらかといえば、そういう人間臭いコミュニケーションは苦手なタイプだから、その気持ちは痛いほどよくわかります。
でもだからこそ、コミュニティについて真剣に考えなきゃいけないなと思っているんです。
なぜなら、コミュニティは「小さな経済圏」の基盤になることは間違いないからです。
ここで毛嫌いしてしまうのは、少しもったいないよなあと思うのです。
本来、仮想通貨のようなテクノロジーに興味関心がある人や、「これからの世界がどのように変化していくんだろう?」って考えることが好きな人ほど、学んでみる価値のあるジャンルだと思うのです。
「ちょっと苦手意識あったなあ…。」という人には、少しでもそんな目線を持って眺めてみてもらえたら嬉しいです。
最後に
さて、本日「サイボウズ式」さんで下記の記事が公開されました。
“自分にとっては絶対だと思っているものも、実は時間軸を引き伸ばせば、まったく当たり前じゃない”:今ある働き方の「常識」なんて、実は近年に当たり前になったものじゃないか──灯台もと暮らしと考える、常識にとらわれない働き方|サイボウズ式https://t.co/T8CmrE83ZF pic.twitter.com/bkyP8hGQ2K
— サイボウズ (@cybozu) 2018年2月20日
これも小さな経済圏やコミュニティに関係する話。
ぜひ合わせて読んでみてもらえると嬉しいです。
今日の記事がいつもこのブログを読んでくださっている方々の何かしらの参考になれば幸いです。