なんか景気が回復している気がする。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

完全に肌感覚なんですが、最近都内を歩いていて「景気が回復している」っていうのを強く実感します。

もちろん、僕を含め若い世代には目に見えた収入の変化はそれほどないとは思いますが、おじさまやおばさま達のお金の使い方が目立つなと。

完全に何の根拠もない話ですが、今回は自分が感じ取った最近の都内の景気について、そして時代の気運のようなものを少しだけ書いてみようと思います。

高級嗜好品が息を吹き返してきた?

今回、この記事を書こうと思ったのは、以下のPodcastと記事がきっかけ。

ポッドキャスト (ネットラジオ) | Fashionsnap.com

Precious編集長が断言!「富裕層の“消費マインド”は完全に戻った」 – Woman Insight | 雑誌の枠を超えたモデル・ファッション情報発信サイト

彼らが言及しているように、渋谷・新宿・表参道などあたりのハイブランドのお店を覗いてみると、お客さんが増えたなーと実感します。袋を持っている人も以前よりだいぶ目立つ印象です。

特にカバンとか靴とか、時計とかそういった少し値段がはるものに対して、40〜50代ぐらいの方たちが買い漁っているような気がします。

高級飲食店も、しっかりとお客さんが入っているような…。

街の状況だけではなく、Twitterなどネット上の発言を見ていても、中年層の人達が明らかに前よりもお金使っているようにみえます。

日本のネット社会の慣習的に、お金を使っているようにみえるつぶやきというのはあまり好まれませんが、それでもその片鱗が見え隠れするということは、やはりそうゆうことなのでしょう。

コミュニティの細分化が進んでいる?

この景気回復の流れは、もともと高級嗜好品が好きだった人々の興味や関心が、一周回ってまた戻ってきたことが原因なのではないかと、自分は考えています。

世間を見渡せば、3.11の自粛ムードはだいぶ影を潜め、節約や断捨離、プチ贅沢などのムーブメントも絶頂期の時よりもだいぶ落ち着いてきた印象です。

これらに関しては、もはやムーブメントというより、快適に過ごすためのライフスタイルのヒトツに変化してきたという感じなのではないでしょうか。

それにより、社会的に存在した大きなムーブメントはどれも落ち着き、「浪費しない人たちは更に浪費せず、散財したい人は更に自由に散財し始めた」ということでしょう。

ネットの世界が完全にモバイルシフトしたことにより、小さなコミュニティの中で今まで以上に親密に交流できるようになったことで、好きな人は好きな人同士だけで集まり、他のコミュニティの動きは“我、関せず”という態度で自身が本当に望むライフスタイルを追求してきているように感じます。

最後に

いまの日本社会は、自分たちの小さなコミュニティ内の常識や感性に従って正直に動き始めている、そうゆう印象を強く受けます。

たとえそれが、社会的にはマイノリティになりやすい感性や趣向だったとしても、モバイルシフトやリーンスタートアップなど、そういったすぐに仲間を見つけられる環境が整い始めたことで、今までとは違う流れが出来上がってきており、人々のマイノリティな感性を肯定してくれるのではないかなと。

とはいっても、この感覚や雰囲気というものは、もちろん東京のごく一部だけで見え隠れし始めたというだけです。

やっぱり自分が住んでいる神奈川の藤沢方面に関してはまだまだそんな雰囲気は感じませんし、もちろん年末年始に帰省した我が地元・北海道函館市でもそんな雰囲気は微塵も感じませんでした。

ただ、「自分たちの心を許しあえる仲間同士で、世間の常識には囚われずに好きなことを好きなようにやっていく」という流れは、確実に伝播していくような気がしています。そこに高級嗜好品が含まれるのかどうかはわかりませんが、その流れが景気回復に繋がるような気はしています。

これからこの流れが、地方へどのように伝播していくのか。

「風向きが変わったな」と思ったらフットワーク軽く、実際に地方に足を運びながら、色々と時代の気運を感じ取って行ければいいなと。最近はそんな風に考えています。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

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