顔を見に行ける距離にいる素晴らしさと、まずはじめてみることの大切さ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、「オフィスを持たない」という働き方がもてはやされています。『強いチームはオフィスを捨てる』という本が売れていたりと、皆この流れにのろうと必死です。

そして、「MATCHA」もまさにそんな働き方となっています。

そうすると、羨ましがられるんですよね。「好きな時に、好きな場所で、好きなように仕事ができていいなぁ」と。

でも実際は、「いつでも顔を見に行って話せる距離にいる。」ということは素晴らしいことですよ。今日はそんなことについて少し書いてみようと思います。

顔を見にいって話せる距離。

最近、僕らの中で「情報共有」が一つの課題となっています。

ということで、先日某有名メーカーで働く友人と話していて、社内での情報共有についてどうしているのかを聞いてみました。

一流企業なので、てっきり社内では独自の情報共有ツールが張り巡らされているのだと思っていましたが、実際使っているツールというのは「メール」と「電話」だけだそうです。

そして、究極は“直接会いに行って話す”ことだと彼女は言います。

「同じビルの中で働いているわけだから、5分でも10分でも時間をつくってもらって、直接話に行くことが一番の情報共有になる。そうしないと、本当の意味で情報共有なんて出来ない。」とキッパリ言い切っていました。

ITツールだけでは、限界がある。

僕らは、LINE、Facebook、Skype、Google Driveなど、ITツールをこれでもかというぐらい駆使しながら情報のやりとりをしています。

がしかし、「やはりこれ以上は伝わらないだろうな」と限界を感じる事も多々あります。

いかに人間という生き物は、その場の空気感や雰囲気など、五感、そして第六感までを含め全身で対話しているのか、そんなことを思い知らされます。

確かに事実上、上記のツールが全て揃っていれば、何でもできてしまいそうな気がします。

しかし、「物理的に可能であること」と、「実際問題、それだけで運用可能かどうか」ということには、大きな隔たりがあるのだと思います。

まずは、はじめてみること。

そして、こういった諸問題と言うのは、実際にやってみないと絶対にわかりません。

どれだけ、事前に調べ尽くしたからといって、実際にその状況下に自分が置かれてみないと、やっぱりどんな問題が発生するのかはわからないんです。

だからこそ、「イケる!」と思ったら、まずは実際にやってみるしかない。

そして、必ず思うようにはいかないと思います。でもソレでいい。

あとは、その中で試行錯誤しながら、始める前には絶対に気付けなかったような幾多の壁を、その都度乗り越えていくしかないのだと思います。

『不格好経営』の中で南場さんが書かれていたことや、「一手間かけること、即決すること」を実体験として改めて経験できたような気がしています。

参照
南場智子著『不格好経営』はDeNAの軌跡を描く魂のこもった必読起業家本だ! | 隠居系男子

いま、一手間かけること、即決すること。 | 隠居系男子

最後に

結局どこまでいっても、隣の芝生は延々と青くみえるものです。

でも、自らで選びとったカードの中で勝負するしかありません。

実際、オフィスに縛り付けられたら絶対に働けない自信があります。たぶん半年も持たないうちに投げ出すでしょう。

ITツールを駆使しながら、オフィスを持たない働き方の短所もしっかりと理解した上で、徹底してこの働き方を極めてやろうと思っています。

どこまでできるのかはわかりませんが、行けるところまで突っ走ってみます。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

スポンサードリンク