どうも鳥井(@hirofumi21)です。
僕は未だにニュースキュレーションアプリを日常的には使っていません。世の中の流れを知っておくという意味でスマホにダウンロードはしていますが、必須アプリとまではなっていないです。
いまだに情報収集は、RSSリーダーとTwitterがメイン。今日はそんな話について少し書いてみようと思います。
スキマ時間に入り込んでこようとする設計思想が苦手。
昨日、Twitterでこんな記事が流れてきました。
参照:ニュースアプリが乱立 覇者になるのは… :日本経済新聞
冒頭の書き出しが「おはようからおやすみまで。」で始まるこの記事。まさにその通りで、ニュースキュレーションアプリの一番苦手な部分がココです。
人間の隙間時間に対して容赦なく入り込んでこようとするところ。とにかく暇さえあれば、自分たちが配信するニュースを読ませよう!読ませるためにはどうすればいいのか?それを最大化しようとしているところ。その設計思想がどうも馴染めないのです…。
「ニュースやネットの記事を読むのは、1日の決まった時間で終わらせたい。それ以外の時間帯は一切触れたくない。」長年ネットと付き合ってきた上でこれが一番健全だという結論に辿り着いた自分としては、この設計思想とはまるっきり正反対なわけです。
「自分の意志は弱い」それを重々承知しているからこそ、そうしています。ネットサーフィンを延々と続けることなんて、今のコンテンツが溢れ返る世の中では本当にカンタンだからです。
iPhoneの画面大型化が、拍車をかける。
上述した日経新聞の記事の中にも書かれていたように、「iPhoneの画面大型化」も、このニュースキュレーションアプリの普及に拍車をかけることになるでしょう。
参照:iPhoneの大型化は、スマホ依存を加速させる。 | 隠居系男子
ユーザーがニュースキュレーションアプリを使い続けた先に待っている状態が「情報強者」であればまだいいのですが、ただの「情報中毒者」にさせられてしまう可能性も非常に高いということ。
このブログでも何度も書き続けてきたように、アプリ製作社の顧客というのは「ユーザー」ではなく「広告主」です。中毒者なってくれればくれるほど、自分たちの顧客は喜んでくれるわけですから、信念のない製作者はひたすらユーザーがハマる設計を仕掛けてくるというのは間違いないでしょう。
最後に
ただし、時代の流れ的にもうこのニュースキュレーションアプリの流れは止まることはないはずです。
ニュースキュレーションアプリは使うことは必須になる。設計思想がどれだけ気に入らなくても、その利便性ゆえに使わざるを得ないサービスになってくることは間違いありません。facebookやLINEがそうだったように。
だからこそ、ユーザーのことを第一に考えるニュースキュレーションアプリに頑張って欲しいなと切に願います。ガンガン課金してもらって構わないので、真摯にユーザーと向き合ってくれるキュレーションアプリが現れてくれたらとっても嬉しいです。
ユーザーからの有料課金モデルを懸命に模索しているNewsPicksに一番期待してしまうというのも、そうゆう理由からです。UZABASEさん、本当に頑張ってください。心から応援しています!
それでは今日はこのへんで。
ではでは!