「これからの働き方」が語られるときに根底にある共通テーマとはなにか?

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近、「これからの働き方」や「これから求められる人材」、「これからの生き方」という話がよく話題になっていて、至るところで語られています。

みなさん、手を変え品を変え色々な言い回しを駆使して伝えようとしているのですが、非常に似たり寄ったりなことを言っているなと。

ではその「似たり寄ったりなこと」ってなんなのか?今日はそんなことを自分なりに考えてみようと思います。

テクノロジーが台頭してきた上での「人間力」

例えば、一例を上げると以下の記事内で語られているような雰囲気の話です。

人工知能の進化により、クリエイティブの世界はどう変わるか – NewsPicks

「これからのメディアはプロセスや共同体、生きる空間でもある」 佐々木俊尚さんとバズフィードが捉える未来のメディア像 – メディアの輪郭

コミュニティマネージャー職を作ったよという話 — How To Create Startup(仮) — Medium

結局一言で言ってしまえば、テクノロジーが台頭してきた上での「人間力」ということなのでしょう。

「機械が、できないところってなんですかね?人間が本来やるべきことってどこなんでしょう?そこを今改めて見つめ直してみましょうよ。」っていうことなのかなと。

それは「機械の管理人」ということとも少し違う。もちろん、「機械の奴隷」になれっていう話でもないです。

機械ができることを人間が更に拡張していくためにはどうすればいいのか。機械を上手く駆使しながら、更に人間らしいクリエイティブを追求するためにはどうすればよいのか。それがこれからの時代においては重要になってくるのだということなのでしょう。

「人機一体」というキーワード。

それは以下の記事の中で書いた「人機一体」というキーワードに非常に近いのかなと。

参考:キーワードは“人機一体”。人間とテクノロジーが共存する未来を感じた超福祉展。 | 隠居系男子

このイベントの時は、義足について語られる部分で「人馬一体」という言葉をもじって「人機一体」という言葉が使われていたのですが、まさにその感覚。

機械と人間が融合して、うまく両方の良い所を拡張できて、機械でもなく人間でもなく、その一体が一つの新しい個体としてカタチをなしていくことができれば、より良いクリエイティブが生まれてくる。そして、それらが更により良い世界を創っていくのではないのかということです。

最後に

「機械の管理人」になってしまうぐらいであれば、地方の山にこもり達観して、人間らしい生き方を選ぶという方もいるでしょう。

その反骨精神もそれはそれで良いのかもしれませんが、僕はちょっと違う気がしています。少なくとも、自分としては、そこを目指す気は全くしない。

たぶん今は、槍や刀だけで戦っていた時代から、新しくそこに火縄銃が持ち込まれようとしていた時代に近いのだと思います。

その時に反発して山にこもり、刀とか槍とかを徹底的に追求して、武“道”として極めた人もいるでしょう。

でも、やはりそれは“道”でしかない。銃が普及することによって、一気に塗り替えられていく世界にはもう抗うことはできないわけです。

その時に大切になるのが、やはり今日書いたような考え方なのではないかぁって思っています。

まだまだうまく自分の考えをまとめきれない段階ですが、そんなことを考える今日このごろです。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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