暮らしに良い習慣を取り込んでいるのは、テキトーな人たち。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

暮らしを改善しようと、新しい生活習慣を取り入れようと決意するタイミングってありますよね。

そんな時、几帳面で責任感の強い人たちは、実は挫折しやすい。はじめからガッチガチに固めてしまって、「ねばならない!」ってなってしまうからです。

それで仮に続いたとしても、手段が目的化してしまっているため、ストレスも大きくなりやすいです。何の為に新しい生活習慣を取り入れているのか、わからなくなってしまう。完全に本末転倒の状態です。

本当の意味で、暮らしの中に良い習慣を上取り入れることができている人って、実はテキトーな人たちなんです。

今日はそんな話について書いてみようと思います。

「肩肘張ってたら続かない。」

この点、アノニマブックスの下屋敷佳子さんがとっても良いこと語ってくれていたので、少し引用してみます。

体にいいものを食べることに越したことはないけれど、「オーガニックに限る」とか「無農薬じゃなきゃいけない」とか、ガチガチに思考を固めるものでもないと思うんですよね。私たちだってカップラーメンなどのインスタント食品をいただく日もありますよ(笑)。

下屋敷 ものすごく体が疲れて、もう動けないーっていう時に、インスタントのものってやっぱり便利ですからね。「インスタントはダメ!」と思っていたら、それもまたストレス。そうじゃなくて、疲れていても美味しく食べられるっていうことが一番大切。

「昨日は疲れていたからカップラーメンを食べちゃったけど、今日は美味しいお味噌汁がのみたいなぁ」とか。「ようし! そうしたら出汁をとってみようかな」とか。そういう風になっていけばいい話であって。

食べることって、非日常ではなくて日常のできごとです。だから、肩肘張ってたら続かない。生きていくために何かを食べなければならないからこそ、無理をしない。

引用元:【蔵前】【かぐや姫の胸の内】ごはんとくらし、本を愛する私たちの出版社「アノニマ・スタジオ」 | 灯台もと暮らし

「原則と例外」を明確に定める。

まさに、この肩肘張らない“テキトーさ”が重要なんだと思います。

そのために大切なことは、まずは自分の中で「原則と例外」を明確に定めてしまうこと。

そうすることで、自分の本来あるべき姿をいつも頭のなかに描くことができるので、軌道修正もしやすくなります。例外の行動も、それをしっかりと例外であると認めた上で、決して否定しない。

何事もテキトーに、神経質にならずにテキトーに。

その中で常に原則に戻していくことを意識した上で、徐々に徐々にストレスのない範囲で移行していくのが一番良いのでしょう。

最後に

そうやって暮らしに取り込んでいる人の方が、結果的に自然と長続きしているし、何よりも幸せそうに見えるんです。

人生を楽しむために、より良い暮らしを送るために、新しい生活習慣を取り込むわけですから、その目的は見失わないようにしていきたいものですよね。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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