仕事が忙しいからという理由で、幼い頃から興味関心のある分野を追わなくなってしまうのはもったいない。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

最近のメディア論争からすると、以下のインタビューはとても素晴らしい内容だったと思っています。(「メディア」なんて単語は1度も出てきませんが。)

Interviews: Gabriel Ricioppo と南貴之に聞く、日本における『Need Supply Co.』の展望とは?

あとは、最近の日本企業が躍起になっている海外進出・海外展開という話でも、活かせそうなことが多く語られていると思います。インバウンド観光関連の仕事をしている人にもとても良記事なはず。

でも、このシェア数なんです。全く伝わっていかないんです。ただ、決してそれが悪いことだとは思っていません。今の自分にはめちゃくちゃ刺さったし、ヒントは溢れていたけれど、なぜ読まれないのかということもよくわかる。今日はそんなお話です。

その文脈(コンテクスト)を理解できているからこそ。

自分が読んでいておもしろいなぁと思った理由は、きっと自分が幼い頃から追ってきた分野・ジャンルだからだと思います。その文脈(コンテクスト)を理解できているからこそ、というのは非常に大きいです。

逆に言うと、僕の場合、音楽の分野についてはトコトン無知なので、Twitterなどのタイムラインで音楽に詳しい人たちがどれだけ「これは良記事だ!」と叫んでいたとしても、よっぽどのことがない限り自分からは読みにいかない。

たとえリンクを踏んだとしても、途中から自分のわからない文脈が出てくるとすぐにタブを閉じてしまうことが多いです。

でもそれが大事だと思うんです。自分が理解できるジャンルを持っているかどうか、その視点を大事に持ち続けているかどうか、それが自分らしさに繋がっていくのだと思います。

「仕事が忙しくて、最近はもう追うのをやめちゃった…」はもったいない。

これは音楽でも、アイドルでも、マンガでも、お笑いでも、小説でも、アートでも…何の分野でもきっと一緒。

自分が幼い頃からずっと興味関心がありずっと眺めてきたジャンルだからこそ、今の自分の仕事や研究に活かせるアイディアって、そこからフワッと見つかったりするものです。

だからこそ、昔からずっとハマっている分野があるのであれば、同業者や先輩・後輩が全く興味がないからという理由なんかで、カンタンにそれを手放しちゃいけない。

幼い頃からずっと追い続けてきた趣味の分野って、どうしても忙しくなってくると1番最初に仕分け対象になってしまいがちなんですよね。

この歳になると「仕事が忙しくて、最近はもう追うのをやめちゃった…」という声を聞く機会が増えてくるのですが、「なんてもったいないことしてるんだろうなぁ…」と僕なんかは思います。

そのジャンルのハイコンテクストを理解しつつ、その現状を自分なりに分析して判断できるというのは、実はものすごく大きな財産だというのに…。

普通の人よりも一足早くその変化に気付き、自分の仕事に活かすことができる。

今の世の中、様々な分野で細分化が進んでいますが、どの分野でも同じようなことが起きてきてるというのは、ここで改めて説明しなくても、このブログを読んでくださっている皆さんであれば十二分に理解していることだと思います。

そのジャンルの最前線で起きていることは、全く異なるジャンルでも同じように起きているということは往々にしてありますし、まだ起きていないとしても、これから絶対に似たようなことが起きてくる。

そんな中で、自分がその分野のハイコンテクスト理解していると一体何が良いのかと言いますと、一般人よりも一足早くその匂いを嗅ぎつけて、その微細な変化に気づくことができるのです。

そして、「この分野でこれが起きてきているということは、こっち(今の自分の仕事)でも似たようなことが起こるはずだな。」と先回りして考えることができて、それに合わせて先手を打つことができるのです。

最後に

なんだか話がフラフラしてしまって、うまく伝わっていない気がするので、ここで今日言いたかったことを改めてまとめると、どれだけ忙しくなったとしても、今の仕事につく前からずっと興味関心があって、追い続けてきた趣味の分野は、絶対に手放しちゃいけない。そこから今の自分の仕事に活かせることが絶対にあるから、ということです。

以前書いた「ものさし」を持つという話にも近いかもしれません。興味がある人は合わせて読んでみてもらえると嬉しいです。

参照:自国の文化を深堀りした分だけ、他国の文化を理解できるようになる。 | 隠居系男子

それでは今日はこのへんで

ではではー!

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