「匿名性」と「コミュニティ」東京の田舎化に思うこと。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

先日のツイキャス内でも少しお話しましたが、今の若者の中には、徹底的にコミュニティに浸りたい欲求と、徹底的に匿名性に浸りたい欲求、その2つが同時に存在していると思います。

そんな両極端で相矛盾する願望を抱えているのが、今の若者。近しい話は、先日の文化系トークラジオ「Life」の中でも語られていました。

そして、その欲求割合が6:4や7:3など「コミュニティに属したい欲求」が強くなってくると、地方に移住したり地元に戻ったりするのかなと。

でも、この欲求割合が5:5で均衡している場合、東京が唯一その欲求を同時に叶えてくれるのです。だから僕らは、東京に住み続けるのかなとするのかなと。今日はそんなお話です。

午前は「匿名性」に、午後は「コミュニティ」に浸りたい。

僕も例外ではありません。

午前中は、一切誰とも会わずに東京の匿名性の中にどっぷりと浸かり、都内某所でネットだけ繋げて、このブログを書いたり、ただ黙々と作業をしていたい。

その際は、健康の為に食べる無機質な食べ物(大抵ヨーグルト)と、何の変哲もない水分(大抵コーヒー)があればいい。ここでの飲食は「食事を楽しむ」というよりも、一日の始まりを告げるための儀式でしかありません。

しかし一転して午後は、感度の高い人達と直接会いながら散歩したり、そのこだわりを聞いてまわりたい。対話する中で生まれるアイディアを実際に具現化しつつ、そこから派生してリアルイベントも行っていきたい。

お酒が苦手な人とは、丁寧に入れてもらえるコーヒーを飲みに行ってもいいと思いますし、夜は「salmon&trout」のようなお店で、店主の思いを聞きながら、手の込んだ料理をいただきたい。そこに、全国の美味しい地酒があれば最高です。

最後に

東京は上述したような「匿名性」と「コミュニティ」そのどちらも同時に叶えてくれる場所だと思います。

このバランスが絶妙に保たれているのが東京であり、それはまだ日本国内で唯一東京だけであるということなのでしょう。

しかしこの現象こそが、このブログでも何度も書いてきた「東京の田舎化」ということなのだろうなと。

参照:いま若者に必要なのは「お山の大将」で「井の中の蛙」になれる場所。 | 隠居系男子

このテーマはもう少し自分の中でも深めてみたいテーマです。「これからの暮らし」にも関わる部分だと思うので、このような欲求に対して僕らは何を提案することができるのか?そんなことをゆっくりと考えてみたいなと思います。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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