王子様を待つな。女の子が自分で稼げるようになることの大切さ。

ラジオ版学問ノススメ

子育て論なのにまだ結婚すらしていません、どうも鳥井(@hirofumi21)です。

昨日のお昼のキュレーションの際につぶやいた以下のツイート。

これが漫画家の西原理恵子さんご本人の目にもとまったようで、リツイートして頂きました。

昨夜から今朝にかけてケータイがずっと鳴りっぱなしの状態なので、ここはせっかくですから、西原理恵子さんがこの話をどこで実際に言及していたのか、それを今日はご紹介させてもらいたいと思います。

伴侶選びのことではなく、自力で生きるチカラをつけよ

まずは、このツイートでご紹介させてもらったブログのどの部分が、西原理恵子さんやジム・ロジャーズ氏が言ってたことと同じだったのか、それを引用してみます。

僕が娘たちに望んでいるのは、娘たちに口を酸っぱくして言ってきたのは、伴侶選びのことではなく、自力で生きるチカラをつけよ、ということだ。

伴侶選びに失敗することもあるかもしれないし、伴侶選びは成功だったが、早死してしまうかもしれない。

結局のところ、誰かにすべてを預けてしまうような人生を送るんじゃない、と。

引用元:きのう娘がボーイフレンドを連れてきたんだが・・・ – ICHIROYAのブログ

この「自力で生きるチカラをつけよ、誰かにすべてを預けてしまうような人生を送るんじゃない」という部分関して、お二人共とも同じような事をおっしゃっていました。

『学問ノススメ』で西原理恵子さんが出演していた回

西原理恵子さんがこの話を言及していたのは、ポッドキャスト番組『ラジオ版 学問ノススメ』に出演なさっていた時です。

あ、西原理恵子さんを知らない方はいないと思いますが、一応軽くご紹介!

西原 理恵子(さいばら りえこ、1964年11月1日 – )は、日本の漫画家。

高知県高知市出身。通称「サイバラ」、「りえぞお」。1988年『ちくろ幼稚園』でデビュー。ギャンブルや、旅行体験レポートなど、実体験に基づいた大人向けギャグ漫画作品が多い。前夫はカメラマンの鴨志田穣。

代表作は『ぼくんち』、『毎日かあさん』など多数。

引用元:西原理恵子 – Wikipedia

僕は西原さんの漫画は読んだことがありませんが、イラストとエッセイが一緒になったものは何冊か読んでいると思います。

あと、『あまちゃん』にドハマりして、「キョンキョンかっけーな!」って思ってから、映画『毎日かあさん』も最近観ました。こちらも良いのでぜひ!

2010/9/12放送分 西原理恵子(漫画家)

さて、本題に戻りますが、西原理恵子さんが出演した時の回はこちらの「2010/9/12放送分 西原理恵子(漫画家)」の回。『きみのかみさま』を出版なさった頃です。

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(2013.11.21時点)
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僕はこの回が『学問ノススメ』の中でも1、2を争うくらい大好きな回で、以前「本当にオススメのPodcast番組!【学び編】」を書いた時もリンクを貼ってしまうほど。

興味がある方には、ぜひ全て聴いて欲しいのですが、ここでは上記の話題に言及している部分だけを書き起こしておきます。

日本だったら年間3万人以上ずっと自殺していますよね。前、紛争地に行ったんですけど、年間三万人も死にません。だからすごい戦場ですね、この国って。自殺という死者数でみたら。

母親としては「我が子を戦場に送らない」というのが一番の使命なので、死にたくなるような環境を与えないことでしょうね。

働き盛りの40歳、50歳の方がドンドン自殺しているんですよ。だいたい借金ですよね。そして鬱病とかですよね。つまりローンでがんじがらめになってすごい厳しいきついノルマの中で、心を壊すってことになりますよね。

そこに行かさない。その戦場に送らない。

いいお嫁さんをもらわせない教育を、男の子には。女の子には完全に自立。人に頼らない。男の人生に絶対に頼らない。

息子には、家庭的な嫁を求めない。だって自分が病気になった時、専業主婦だったら家が回っていかないもん。

愛し合っている夫婦って数年ですからね。あとは、ずっと親友で戦友でないといけないんで。共に戦っていかなければならない。この戦場で。

その時に片っぽに収入がない。「なんでお金持ってきてくれないの?」って。ものすごい男の人それ辛いよ。どっちか必ず病気になるよ。長い人生ですから。

そうすれば、一緒に戦ってくれる人、「あなたが病気で倒れたら私が代わりにやっていきましょう。」って言ってくれる人を。

現実問題ね、女の人今ね、仕事途中で辞めたら職がないの。かじりついても仕事やんなきゃいけない。っていうことは、旦那も息子もおむつは当然替えること。勇気出して会社休んで。熱が出たら休むってことですよ。「お前が母親だからやっとけ」ってことじゃなくて。

40年も50年も一緒にいるんですよ、カップルで。

娘にはね「金ないと別れられないよ」って(笑)「離婚する自由」とか、「好きな人と暮らす自由」っていうのは、自分に稼ぎがないと出来ないから。

「お母さん、あんたたちの為を思って我慢してやってる。」って子供に文句言う母親っていっぱいいるよ。

父親は母親の悪口を言う、母親は父親の悪口をいうっていう家に育った子供がどんなに地獄か。そんなもんあんた、飯喰えない家より全然嫌だよ。

そうやって、どんどんみんながストレスとかね、感じるんだったら「共に一緒に生きていけるパートナーを選ぶ教育を」ってことを伝えたい。

以上です。

実は、あともう一本『学問ノススメ』に出演している回があって、こちらも今回の内容に合っていると思います。『スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇』出版なさった頃。合わせて聴いてみてください。

ラジオ版 学問ノススメ Special Edition 2013/02/17放送分 西原理恵子(漫画家)

音声はこちらから(※音が出ます)

ジム・ロジャーズ氏が言及していた書籍

せっかくなのでジム・ロジャーズ氏が言及していた書籍も一緒にご紹介しておきます。

確か『人生と投資で成功するために 娘に贈る13の言葉』という本の中で、同じようなことを書かれていたと思います。今手元にないので確認できないのですが、もしこの本を持っている方がいればぜひ確認してみてください。

最後に

まだ子供がいないどころか、結婚すらしていない僕ですが、なぜこの話がこんなにも印象に残っているのか自分でも不思議です。

でもたぶん、僕の両親も自営業で共働きだったからだと思います。僕が小学校3年生ぐらいの時に父が一度倒れて、一年ぐらい自宅で療養していた時期があったのですが、その頃母が朝から晩まで働きに行っていました。

当時はまだ子供だったんで全く気が付きませんでしたが、多分あの時の母の頑張りがあったからこそ、家族五人がそれまでと何ら変わらない生活を続けて行けたんだと思います。

西原さんの話を聞いた時に、母のその時の姿を思い出したんでしょう。だからこれほどまでに強烈に印象に残っているんだと思います。

これを読んでくれた方にも、何らかの気付きになってくれていれば幸いです。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

鳥井弘文

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