アイドルからブランディングを学ぶ!クオリティが高いアイドルHP7つ選んでみた。

アイドルのいる暮らし

Twitterのヘッダー画像が『あまちゃん』にも関わらず、最近フォローしてくれた方ありがとうございます、どうも鳥井(@hirofumi21)です。

さて、今日はちょっと路線を変えて、最近純粋にすごいなーって思った「アイドルのオフィシャルサイト」を紹介してみようかなと。

アイドル戦国時代

この日経の記事にもあるように、今はアイドル戦国時代真っ只中といわれています。

篠田・板野がAKB卒業 変動する女子アイドル勢力図  :日本経済新聞

歌やダンスのレベルが高いだけじゃ、今のこのご時世、誰にも相手にしてもらえない。

“音楽なんて全然関係ないけど、「アイドル」というカルチャーを骨の髄まで楽しんでいる人たち”が多く存在して、その層に「このアイドルグループのカルチャーはこれなんです!」ってことをハッキリと伝えないといけないわけです。

参照:レジーのブログ アイドルと自意識、アイドルの自意識13 – 「現場派」も「楽曲派」も同じアイドルファン

現場や握手会、マスメディアへの露出など、様々なアプローチ方法が存在すると思いますが、そんな中で、ファンへの1つ目の窓口となる可能性が高いのが、アイドルのオフィシャルサイトです。

アイドルグループ名でぐぐっても、一番最初に出てくるのはこれですからね。

ここで、じぇじぇじぇ!!!っていうサイトを見せつけ、ファンのココロをグッと掴めるか掴めないかは、かなり大きな違いになるのではないかと…。

ビジュアルやインパクトで勝負している彼女たちですから、この分野においても学ぶべきところは多いはずです。

今の時代、ブランディングにおいては、マス広告だけでなく、各自のオフィシャルサイト、SNS、リアルイベントなど多方面からのアプローチが必須になってきています。

ブログを個人で運営している人や、ウェブサイトを制作している人には、アイドルという分野は遠からず近すぎずで、何かしらのヒントを得るには丁度いいかなと思ったので、書いてみた次第です。

それではどーぞ。

AKB48

AKB48

AKB48公式サイト

これだけ有名なのにも関わらず、意外とみたことがないって人も多いはず!

やっぱりかなりのクオリティです。これでもか!ってぐらい色々な情報が詰め込まれているんですが、全体としてきちんと統一感があり、下の方に整然と並べられた無数のバナーは圧巻です!

ももいろクローバーZ

ももいろクローバーZ

週末ヒロイン ももいろクローバーZ オフィシャルサイト

こちらもアイドルとしては、今や知らない人がいないという地位まで登り詰めたももクロですが、意外と見たことがない人も多いのでは?

AKBとは打って変わって、非常にスッキリとした印象です。5TH DIMENSIONのイメージ画像を使っていて、アイドルというより、アーティスト感が満ち溢れたオフィシャルサイトになっています。

Perfume

Perfume

Perfume Official Site

Perfumeは、Perfumeらしくテクノっぽい雰囲気で無機質な印象。一見すると、特に目立った感じもなく、良くも悪くも普通のオフィシャルサイトだなーって思ってしまうのですが、左上にご注目!

グーグル翻訳の機能を使って、各国の言語にカンタンに切り替えられるようになっているんです!

しかも、用意されている言語が英語、中国語、韓国語だけでなく、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語と、全部で9ヶ国語選べるようになっています。

Perfumeのグローバル化展開への野望が、こういったところからも垣間見れますよね。

チームしゃちほこ

チームしゃちほこ

チームしゃちほこ オフィシャルサイト | スターダスト芸能3部・3Bjunior名古屋発ユニット

名古屋のご当地アイドル、チームしゃちほこのオフィシャルサイトは、「ザ・アイドルHP」という感じで、今回ご紹介する中で一番手の込んだサイトだと思います。

もうとにかく、ワチャワチャしていて凄い賑わい!…たぶん、情報を伝える気はサラサラ無くて、とにかくこの雰囲気を味わってほしい!!ということなんだと思います。

好き嫌いは別れると思いますが、これだけ作りこみされていると、やっぱり非常に印象に残るサイトであると言えるのではないでしょうか。

BiS

BiS

BiS official website / 新生アイドル研究会(Brand-new Idol Society)公式ウェブサイト

BiSは、チームしゃちほことは真逆で、アイドルらしからぬオフィシャルサイト。ちょっとイッてる系のパンクバンドやロックバンドみたいな雰囲気。

でも、一つ一つ詳細に見ていくと、非常にシンプルに構成されていて、かなり見やすいんです。

グループのイメージをキープしつつ、見てくれているユーザーへの配慮も忘れていない良い例だと思います。

でんぱ組.inc

でんぱ組.inc

でんぱ組.inc公式サイト

でんぱ組の特徴は、なんといってもTumblrで作られているところ!

コレでもか!ってぐらいテキストを並べ立てていて、非常に読みにくいんですが、秋葉原出身のアイドルグループだけあって逆にそれがいい。まるでツイッターアプリでタイムラインをどわーっと並べたような雰囲気ですよね。

やっぱりTumblrでもオフィシャルサイトは作れる!っていうことを証明してくれた良い例だと思います。

Jumpin’

Jumpin'

石川県を元気にするアイドルグループ「Jumpin’(ジャンピン)」の公式サイト

石川県のご当地アイドルJumpin’は、知名度的にはここに並べたアイドルには
全く敵わないと思いますが、このHPのデザインが個人的にはかなり好きだったので一緒に載せておきます。

たぶん、ほとんどお金が掛かっていないと思いますが、この無駄なくスッキリしたデザインと、全体の統一感は素晴らしい。

正直、このアイドルのことは全く知らないんですが、オフィシャルサイトのセンスはずば抜けて良いと感じました。

蛇足 あまちゃん

あまちゃん

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」

最後は完全に趣味に走りましたが、地味にクオリティが高いというか、印象に残るのが『あまちゃん』のオフィシャルサイト。

まるで“『あまちゃん』が好きでたまらない女の子のスクラップブック”を見ているような、切り貼りした感じが良い味出しています!

あまちゃんは、老若男女問わず幅広い層に支持を受けているわけですから、もちろんインターネットに疎い人も見に来るはずです。

その中には、オフィシャルサイトのテンプレート構造を理解できていない人も多いはずでしょう。

それでもこうやって、下にスクロールしていくだけでサイトを楽しめてしまえるというのは、制作サイドの優しさを感じますよね!

あ、そういえば、劇中で使われている北三陸市観光協会のHPも実は実在するんですよ。笑

北三陸市観光協会ホームページ

まとめ

如何だったでしょうか。

普段あまり見る機会がないアイドルのオフィシャルサイトですが、人様に見られる職業なだけあって、各アイドルしっかり作りこまれていますよね!

各アイドルのイメージが、音も映像もないのに、ちゃんと伝わってくるあたりが日本のHP制作のレベルの高さを感じさせます。

これを読んでくれた方に、何かしら参考になった部分があったなら幸いです。

それでは今日はこのへんで!

ではではー!

鳥井弘文

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