ミャンマー人の人懐っこさ

とうとう最後の国、ミャンマーにやってきました。どうも鳥井です。

このミャンマーという国、ご存知の方も多いと思いますが、入国までが凄まじくめんどくさい国です。日本国内でビザを取得するのに、かなり煩雑な手続きが必要です。

でも、今回は以下のブログを参考にして、バンコクでミャンマーのビザを取ることができたので、比較的スムーズに入ることかできました。(それでもまぁ、色々と問題は生じたのですが…笑)

世界の始まりとハードボイルド Ⅱ : バンコク、ミャンマー大使館 2012

ミャンマーに入ろうと考えている人は、バンコク経由がオススメです。エアアジアでバンコク•ミャンマー間の往復チケットとか取ればバンコクからも格安でいけますし。

さて、今日はそんな入国がめんどくさいミャンマーという国の国民性、ここに暮らす人々の「人懐っこさ」について書いてみようと思います。

まず、ミャンマー人は兎にも角にも人懐っこい!!!
これは今まで中国を含め様々なアジアの国々をみてきましたが、群を抜いてます!

それはまるで、人間を知らない野生の動物のよう!笑

特に十代から二十代ぐらいの若い子達が、ものすごくフレンドリーです。

昨日僕らが街中を歩いていると、突然17歳ぐらいの男の子が近寄ってきて、「やぁ、こんにちは!時計持ってる?」と訪ねてきました。

…これ、他の東南アジア諸国の場合であれば完全に相手にしちゃいけないタイプのやつです。笑

がしかし、そのグイグイ感で腕時計を覗かれ、仕方なく答えると「○時だよね?おっけー!ありがと!バーイ!」と去って行く…。

あいつ、ものすごくフレンドリーなやつです!!!笑

他にも、とある小さな売店の前を通りかかると、これまた17歳前後の少女たちが3人くらい出てきて、日本語で「こんにちはー!」と話しかけてきます。

この時、他の国であれば「安いよー!」などと片言の日本語を連発しながら、モーレツに売り込んでくるタイプのやつです。笑

しかし、彼女たちは「お元気ですかー?いらっしゃいませー!ありがとうございます!」と、知ってる日本語を並びたてて、ただこちらとの会話を楽しんでキャッキャしてるだけ…。

商売する気ゼロです。笑

つまり彼女たちも、ものすごくフレンドリーなやつらです!!!笑

聞くところによると、ミャンマー人の性格として「人を疑わない」ということがあるようで、札束の現金を腰にさして平然と街を歩いていたりします。笑

これは仏教の信仰心の強さからくることなのか、はたまた、まだ外資系があまり入ってきておらず、外国人観光客も多くないため、それこそホントに人間を知らない動物のようにその危険度に気づいていないだけなのか…。

その真相はまだ分かりませんが、やはりこの国の魅力は「人」であることに間違いないようです。

また、彼らは好奇心旺盛で学習意欲も非常に高いです。

昨日お会いした三原弘之さんと一緒に、街の屋台にお昼ご飯を食べに行ったのですが、そこで働いている子達の動きが機敏なこと!!

こちらが水やスプーンなどを要求すると、小走りですぐさま持ってきます。そして、終始ずっと笑顔!

確かに荒削りではありますが、こんな接客は日本でも受けたことがありません。ちなみに彼らは10歳にも満たないぐらいの少年たち…。

あ、三原さんのブログにもミャンマー人の学習意欲か高いことが書かれてあるので、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

ミャンマー人は優秀か – アジアに棲む日日 ~24歳のミャンマー起業~

彼らは仕事に必要なことだけを学んで、その技術をお金に変えたいということだけではなく、純粋にそれが楽しいと思えば、なんでもチャレンジしてみたくなるようです。

昨日、僕らがセドナホテルヤンゴンという高級ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながらWi-Fiを使い作業していたところ、僕が無意識のうちにずっとペン回しをしていたようです。

そして、フッと顔をあげると20歳前後で英語が堪能なウェイトレスの子が自分のポケットからペンを取り出し、僕のマネをしながら必死で練習している!

僕が微笑みかけるとスタスタと寄ってきて、「どうやってやるのか教えてください!」と目を輝かせて聞いてきました。

もちろん、仕事中にお客さんに向かってそんな事聞くのはプロのサービスとして許されるべきではないのでしょうが、そのあまりにも純粋な態度や表情から、僕もなんだか嬉しくなってしまい悪い気は全くしませんでした。

これ以外にも、ミャンマー人のこのような例をあげ始めると本当にキリがありません。

タクシーの運転手は場所がわからないとすぐにそのお店に電話を掛けて聞いてくれますし、レストランの店員さんも英語ができなくても必死で僕らの行きたい場所への行き方を説明してくれたりします。

僕は中国で働いていたので、どうしても中国人との比較になってしまうのですが、ミャンマー人はマジで一緒に仕事してみたいと思える人々です。それほどここの人々は擦れていない。

もしかしたら、日本人的な発想やサービス、ホスピタリティなどを教え、こちらも真摯な態度で伝えれば、1番化ける可能性があるのは実はこの国なのかもしれません。

そう思えてしまうほど、この国の人々が持っている上記で述べたの性格は、他国では決して見る事ができないほどの貴重な「財産」だと思います。

ぜひこれは訪れてみて、実際に現地の人々と交流して実感してみて欲しいです。

それでは今日はこの辺で!

ではではー!

鳥井弘文

ミャンマーに関するその他の記事はこちら。

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