どうも鳥井です。
少し前にタイムラインに流れてきたこのツイート。このツイートは、とても共感してしまいました。
西野さんの絵本が売れると嬉しい、これはキャンプファイヤーで共犯関係になってるからではないか、もしなってなかったら嫉妬してたかもしれない、だからクラウドファンディングは心の健康にも良いのかもしれない、仲間になるためのチケットなのでないか、という話をけんすうとしてる
— 家入一真 🔥 (@hbkr) 2017年1月9日
近年「人を無条件で応援したい!」という感情が急上昇。
たぶん、ここ数年で一番変化した感情って、「人を無条件で応援したい!」という感情なのではないでしょうか。
ただし、そうは言っても、赤の他人がその人のことをずっとウォッチしていて、事あるごとに無条件で応援していたら、正直ちょっと気持ち悪いですよね…。
それは、ただのストーカーか、アーティストとファンの関係性でしかありません。距離感は逆に遠くなってしまう。
参照:有料課金モデルで高めるべきは、コンテンツの「クオリティ」ではなく受け手側との「距離感」。 | 隠居系男子
でも、一度何かしらプロジェクトを一緒に行い、仲間になれると、たとえ自分に何のメリットがなかったとしても、その後は無条件で応援できるようになる。
「無条件で応援したい!」に到達するまでのベクトルが逆になった。
だから、実はベクトルが逆なんですよね。
普通に考えたら、
「一緒に何かしらのプロジェクトを達成したことがある→いい人だった→無条件で応援するようになる。」
ですよね?
でも、最近の僕のベクトルは、全く逆。
「いい人だ→無条件で応援したい→何かしらのプロジェクト一緒に仕掛けて仲間になる。」
なんです。
自分でも不思議だなと思うんですが、僕はこの矢印の向きで働いていることが最近多いような気がしています。
そして、キンコン西野さんのクラウドファンディングにお金を出した人たちも、きっと最初から「無条件で応援したい!」という結論ありきで、仲間になる理由を探していただけなのではないでしょうか。
何のプロジェクトに出資するかなんて、正直どうだっていい。
僕らはどうしても、魅力的なプロジェクト(事業計画)を生み出そうと必死で努力してしまいます。
でも、実は今の時代、プロジェクトの内容なんて大して関係ない。
それよりも、この人を無条件で応援したいと思ってもらえることの方が、よっぽど重要なのではないでしょうか。
そして、どんな人を無条件で応援したくなるのかと言えば、下記のブログで書いたようなヤツです。少なくとも僕の場合はそう。
参照:倫理観と誠実さを持ち合わせ、人柄が良くセンスあるヤツが勝つ時代。 | 隠居系男子
誤解を恐れずに言えば、正直何のプロジェクトに出資するかなんてどうだっていいんです。
初めから「無条件で応援したい!」という結論ありきなんですから。
最後に
昨日のツイキャスなんかも、まさにそんな想いで仕掛けてみました。
Lucky Brothers & co.のおふたりと、デザイナーのおぎゆかさんを無条件で応援したいからやってみただけです。
1月31日(火曜日)20時ごろ「株式会社Waseiのコーポレートサイト制作裏話」ツイキャス配信します! | 隠居系男子
もちろん、会社で一緒に働いているメンバーもそう。
みんなの人柄が好きで、無条件で応援したいから、雇用関係を結んでいるだけなんだと思います。それ以上でも以下でもない。
5年前だったら全く考えられなかった感情なので、自分でもおもしろいなあと思い、今日のブログに書いてみました。
皆さんのなにかしらの参考になれば幸いです。
それでは今日はこのへんで。
ではではー!
[追伸]昨日のツイキャスは下記のリンクから聴くことができます。
アーカイブを公開しているので、昨日聴き逃したという方もこのリンク先から聴くことができます。映像はないのでラジオやPodcastのように楽しんでもらえると!:録画ライブ 「株式会社コーポレートサイト制作裏話」 – ツイキャス https://t.co/EM27JI4dVC
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年2月1日