はじめから回答を用意している人のつまらなさ。

どうも鳥井(@hirofumi21)です。

会話の中ではじめから回答を用意している人の話って、つまらないですよね。

きっと目の前にいるの人が自分じゃなくても、同じこと話すのだろうなぁって予測できてしまうから一緒に話していてもワクワクしない。

もうすでに準備しているものを必死で再生しているような感じ、その“心ここにあらず”な感じがつまらなく思わせるのでしょう。

相手が極端に自分に合わせすぎてくるのも疲れるけれど、準備した回答をそのまま話されてもつまらない、その中間ぐらいが調度良いなと思います。今日はそんなお話です。

真面目な人ほど、事前に回答を準備するという罠に陥りやすい。

事前に準備した言葉で話しているなぁっていう感覚は、思いのほか伝わってくるものです。

ゴールが「思い出す」という行為になるからなのでしょう。脳内記憶を必死で思い出そうとするから、目線がずれていたり、話の焦点が合っていないような印象を受けてしまいます。

そして、真面目な人ほどこの罠に陥りやすい。不安や恐れ、相手に不快な思いをさせたくないという優しさから、万全の準備したくなってしまうのでしょう。

でもそれが裏目に出て「今、この人の対して全力で向き合う」とならず、記憶やメモばかりに気を取られてしまうから、場の雰囲気や熱量が一気に下がってしまうのです…

徹底的に準備して、全部忘れる。

でもだからといって、何も準備しなくてもいいのかと言われれば、決してそうではないと思います。

むしろ準備は徹底的にした方がいい。「徹底的に準備して、その準備したことを全部忘れる」それぐらいが一番よい方法だと思います。

メモに頼らずとも、メモ全体の構成は頭の中にすぐに浮かんでくるぐらいに徹底して準備する。そしてメモさえも置いていくぐらいが丁度いい。

そうすれば、本番でたとえ頭が真っ白になったとしても、相手との会話の中で自然と溢れ出てくる言葉が必ずあるはずなので、それを相手に投げかけるぐらいで会話がうまく回ります。

最後に

だからこそ、これは一朝一夕でどうにかなることではないというのも事実です。

日常的にインプットをして、アウトプットをし続けて、常に考え続けることを習慣にしておかないと、自分の考えなんて、会話の中のテンポでは浮かんでこない。

「修練」とか「鍛錬」とかっていうのは結局そういうことだと思うんです。回答を覚えようとするのではなく、答えに辿り着くまでの道筋をや方法を何百通りも経験して、それらを何百回も反復しておくこと。

そうすることで初めて「今その瞬間を全力で楽しむ」ということができるようになるのだと思います。そのための練習を徹底してきたかどうか、それが一番重要になってくるのでしょうね。今後の自戒を込めて本当にそう思います。

それでは今日はこのへんで。

ではではー!

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