どうも鳥井(@hirofumi21)です。
最近、「シュッとしている」という言葉をよく使うようになりました。
もともとは、「ハコミドリ -hacomidori-」の周防さんと話している時に、周防さんがよく使っていた言葉で、完全に僕が彼女からうつってしまった言葉です。
社内で頻繁に使っているうちに、うちのメンバーも当たり前のように使うようになっていき、なんだか面白いなぁって思ったので、今日は「シュッとしている」の意味について、僕なりの見解を少し書いてみようと思います。
「シュッとしている」の意味とは?
この言葉、ネットで調べてみるともともとは大阪弁のようですね。
参照:関西人のいう「シュッとした」に全国で戸惑う人が続出 意味が多すぎる – ライブドアニュース
僕らが社内で使う時の意味合いも、上記の記事内で書かれているように「細身・ハンサム・スタイリッシュ」と似たような意味を持ちますが、改めて言語化してみると・・・
・洗練されている。
・無駄がない。
・過不足ない感じ。
・足し算じゃなくて、引き算。
・時代性が反映されている。(流行が反映ではない)
僕らが「シュッとしている」という言葉を使うときは、こんなイメージを同時に言い表したい時です。
これらの感覚を同時に表現するときに、他に適切な言葉が標準語の中にはないんですよね、意外と。
「オシャレ」はもちろんのこと、「スタイリッシュ」という言葉も若干意味合いが異なる。スタイリッシュという言葉は、あくまでも他人に見せつけるためというイメージがつきまとってしまいます。
シュッとしているは、あくまでも「〜している」なので、“佇まい”であるのに対して、スタイリッシュはやはりどこか押し付けがましい感じがしてしまう…。
外側ではなく、内側に向かった結果、そこから生まれた成果物に対して使いたくなる言葉。
つまり「シュッとしている」は他人に見せつけるためというよりも、自分たちの内側に向かった結果、生み出されたもの、という印象があるわけです。
「自分たちの内側に向かった結果、シュッとしている成果物が完成しました」と言うような、その佇まいや、在り方に対して使いたくなる言葉なのでしょうね。
最後に
なかなか上手く言語化できませんでしたが、とても便利で今日的な言葉だし、今の時代性もうまく表現しているなぁと思ったので、備忘録的に書き残しておきました。
さて、この言葉を教えてくれた、周防さんたちが今まさに作ろうとしている空間が、シュッとしている空間の代表事例だと思います。
具体的にどんな空間を「シュッとしている」と表現するのか、気になる方は下記のリンクからどうぞ確認してみてください。
参照:アトリエ・キッチン・ワークスペースを琵琶湖沿いに創ります! – FAAVO滋賀
クラウドファンディングの残り時間も、12時間を切ったようです。(2016年3月24日現在)既に目標額は達成し、170%超えという素晴らしい結果を出しています。
周防さんたちのクラウドファンディングを応援する、もとくらの応援型スポンサードコンテンツも合わせて読んでみてください。
小さな経済を生む、私たちの拠点を創る −滋賀県琵琶湖畔「VOID A PART」プロジェクト− | 灯台もと暮らし
【対談】廃材が生む新たな経済。私の手で命を咲かせるモノづくり|「ハコミドリ」周防苑子×「deer bone “hai”」岡本梨奈 | 灯台もと暮らし
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それでは今日はこの辺で。
ではではー!