インタビューがうまくなりたかったら、インタビューされる側の人間になれ。

どうも鳥井です。

「仕事ができるビジネスマンになる方法」という類いのビジネス書があれば、必ず書かれている項目が「相手の立場になって考えてみること」ですよね。

これって本当に大切なことだと思うのですが、僕はここから更にもう一歩踏み込んでみるべきだと思います。

それは、本当に入れ替わってしまうこと。つまり、実際に相手の立場に立ってみることなんです。

人間の想像力には限界がある。

人間の想像力には、限界があります。

相手の立場を全く想像しないよりは想像してみる方がマシですが、それでもたかが知れています。

「百聞は一見にしかず」と同様で、できることなら相手の立場に実際に立ってみた方が圧倒的にはやい。

だから、今日の題名にもあるように、もしインタビューがうまくなりたかったら、自分がインタビューされる側の人間になってみるのが一番はやいんです。

理想の受注者になりたければ、実際に発注してみる。

そして、これは別にインタビューに限った話じゃありません。

理想の受注者になりたければ、自分が実際に発注者になってみるんです。

「発注者の気持ちになってみる」とかじゃなくて、本当に実際に発注してみる。

わざわざ人に頼まなくても自分たちでできることを、あえて他人に頼んでみるんです。

そうすると、もうビックリするぐらいに見えてくるんですよね、色々なことが。

たとえば、いつも自分が良かれと思って相手に行っていることが、実は自分が発注者側に立ってみることで、驚くほどありがた迷惑なことだったり…。

逆に自分がいつも生意気だなと思って避けていた発言や行動が、相手の立場に立ってみると実は一番相手が求めていることだったり…。

だからこそ、何かの仕事を極めたかったら、相手の立場に実際に立ってみることが大切になってくるんだと思います。

どんな相手と一緒に仕事をすれば、互いに高め合っていけるのかがわかるようになる。

更にこれには、もう一つ利点があります。

それは、理想の発注者や、理想のインタビュイーになりやすいということ。

いま相手が負っている履行義務の中で、どこが一番面倒くさくて、それを軽減するためには一体どんな助け舟を出せば良いのか、それがわかってくるようになるので、随所で相手にとって適切な行動を取ることができます。

そうすると、相手(受注者・インタビュアー)からも非常に喜ばれるんですよね。

だからこそ、相手の立場と入れ替わってみるというのは、本当に良いことづくめなんですよ。

そういった経験を繰り返すことで、どういった相手と一緒に仕事をすれば、互いに高め合っていけるのかっていうことも自然と理解できるようになってくる。

何かを極めたかったら、そうやって相手の立場と行ったり来たりすることが一番の近道になるんじゃないかとさえ僕は思います。

最後に

「そうは言ったって、インタビューの申し込みなんて来たことがないから、自分には無理だよ!」とか「発注者の経験を得るためだけに、特に必要ないものを発注するなんて、そんな金銭的な余裕なんてないよ!」とか言う人もいるかもしれません。

でも、それが一番良くないんだと思います。自戒を込めて本当にそう思います。

「正しいことをしたければ、偉くなれ。」という有名なセリフがありますが、このセリフの中にはそういう意味も含まれているのかもしれません。

いざ自分が相手の立場に立とうと思えば、いつでも相手の立場に立つことができる状況に身を置いておく。

そうすることによって自分のスキルを更に高めることができ、一方通行では絶対に不可能だった更なる高みに到達できるようになるのだと思います。

今日書いた内容がみなさんの何かしらの参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

ではではー!

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